概要
クルーゼ隊が鹵獲したMSのデータを参考に開発したMSである。
殲滅戦に特化した機体という事もあり、高い火力を持つ兵器を満載している。…が、SEEDの世界のMSの動力はバッテリー。ビーム兵器を使うだけで、相当な機体エネルギーを食うので燃費が悪い機体とも言える。
しかし、そんな事は無かった。
Nジャマー(平たく言うと、核兵器を無力化させる装置。ザフトがこれを使用した結果、回収、解除不能の事態となった)を無力化するNジャマーキャンセラーを搭載した核エンジンによって、出力向上、長時間稼働を実現してしまった。当時のMSとしては破格の性能を持つ機体とも言えよう。
背面の羽は、大気圏内の自由飛行、及び空中での姿勢制御で使用される。宇宙に羽が必要か?…と疑問に思う方もいると思われるが、宇宙では主にスラスターとしての役割を担っている。
フリーダムの意は、「ナチュラルに正義の鉄槌を下し、コーディネーターの真の自由を勝ち取る」という、ザフトのフラッグ機となるべく名付けられた。
しかし、ラクス・クラインの手引きにより、キラ・ヤマトに強奪されてしまう。
スーパーコーディネーターである彼の天才的な能力と、オーパーツとも言える動力源を搭載したMS……チート&チートの組み合わせは、最早言うまでもないだろう…
SEEDから2年後のSEEDDESTINYでもその高い戦闘力は健在で、当時の機体を難なく一蹴。挙げ句の果てにはセイバーガンダムを撃墜するという、2年のブランクを全く感じさせない戦闘力であった。
しかし、ベルリンにてステラ搭乗のデストロイガンダムを撃破した事により、シンの怒りを爆発させた。次にインパルスガンダムと対峙した際、シンの怒涛の進撃に押され、とうとう撃墜されてしまった。(フリーダムのコクピットは奇跡的に無事で、後にストライクルージュに回収された。
関連タグ
キラ・ヤマト ストライクフリーダムガンダム ジャスティスガンダム プロヴィデンスガンダム ミーティア
イザーク・ジュール・設計当初、クルーゼ隊に残っていたのがアスランとイザーク両名(ニコルは戦死、ディアッカはバスターと共に鹵獲)だけだったと考えると、本機は彼に受領されるはずだったのかもしれない。