近畿日本鉄道 12000系電車
1967年12月に近畿車輛で2両編成10本が製造された近鉄の特急用車両。
スナックコーナーを設けていたため「スナックカー」の名称が与えられたのだが、
その後車内販売に取って代わられたためにスナックコーナーは撤去された。2000年までに引退。
なお、近鉄特急における供食サービスは50000系「しまかぜ」で復活している。
南海電気鉄道 12000系電車
2011年9月から運用されている南海本線の特急「サザン」の指定席車両。
先代の特急形車両である10000系の置き換え目的に4両編成2本が製造された。
車両の愛称は「サザンプレミアム」で、日本の鉄道車両では初めてシャープのプラズマクラスター空気清浄機を搭載した。
難波側に連結される4両の自由席車両には南海8000系が基本的に使われる。8300系、1000系、9000系とも連結可能(ただし営業運転では1000系、8300系との併結は実現していない)。
2016年以降は冬季に実施される高野線系統特急車両検査時の代走として4両編成・全席指定の特急「泉北ライナー」の運用のため2か月ほど出張に出る。