本項目は『グラップラー刃牙 幼年編』のネタバレを含みます
概要
CV:遊佐浩二
『グラップラー刃牙』に登場する自衛隊最高戦力の5人組の一角。通称「超軍人ガイア」。世界中の軍人から「オーガ」と並ぶビッグネームとされ伝説となっている。
その正体は衛生兵ノムラの持つ24人格の中で最も凶暴な人格であり、気弱なノムラの表人格とは異なり慇懃無礼で残虐なサディスト。体格的にはかなり小柄である。
ノムラが傭兵だった頃にアフリカの内戦で捕らえられ、危うく処刑されかけたことで覚醒した「気配」の察知能力に優れており、敵の攻撃を先読みすることができる。主なファイトスタイルは環境利用闘法で、周囲にあるモノや敵の心理を利用し相手を痛めつける。本人は「慈愛に満ちた」とうそぶいている。
身体能力は10mは有る沼を飛び越える、忍者のように木の枝に飛び乗る、時速80㎞で走るなど非常に高く、本人曰く「オリンピックの金メダルなど私からしてみれば何の評価にもならない」らしい。
また肺活量も常人の数倍であり、大声だけで並大抵の相手なら倒すことができる。
活躍
第1部『グラップラー刃牙』
花山薫に勝利した範馬刃牙が勇次郎の友人・ストライダム少佐の仲介で「日本の戦場」に赴くために戦うこととなった。自衛隊最高戦力の5人(ノムラ含む)が刃牙にやられた後に覚醒し、刃牙を環境利用闘法と巧みな話術で追い詰め、仮死状態にまで追いやる。しかし息を吹き返した刃牙に首を叩かれ気絶してしまった。
刃牙が勇次郎との決戦に向かった際には先に勇次郎に挑戦するも、勝てるわけもなくあっさり返り討ちにされた。
第2部『バキ』
最凶死刑囚編で再登場。地下闘技場にてシコルスキーを環境利用闘法で追い詰め、逮捕に貢献した。
第3部『範馬刃牙』
ピクル編で久々に登場。烈海王、愚地独歩・克己親子、鎬昂昇、ジャック・ハンマー、渋川剛気、寂海王等と共にピクルに挑戦しようとするが、彼だけは木の幹の中にずっと隠れており、前述の7人+勇次郎が米軍基地から引き揚げた際に自分も正体を現し撤収した。
第4部『刃牙道』
まさかの本部流柔術経験者であったことが発覚。勝つためなら如何なる道具・暗器をも利用する戦い方は、確かに本部(in公園)に似ている。
バキ外伝GaiA
ガイアの名を騙る偽者をインタビュー中に惨殺処刑している。
また、就任前のオズマ大統領(※3部で勇次郎と不可侵条約を結んだ大統領)の護衛を務めている。
自衛隊のイラク派遣において一人の犠牲者も出なかった裏には、彼の貢献があったという。