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6300系の編集履歴

2016-02-28 16:37:31 バージョン

6300系

ろくせんさんびゃっけい

鉄道車両の系列の一つ。

都営三田線の車両については6300形を参照。


阪急電鉄6300系

阪急電鉄 嵐山

1975年(昭和50年)に阪急京都線の特急用車両として登場、それまでの2800系を置き換えている。2800系に準じた2扉転換クロス(扉位置やロングシート配置などが違う)と同年に登場した2200系同様の前面に種別・行先表示幕を装備し、特徴は車体上部の白塗装であった。


長年、京都線の主役として活躍してきたが、転機となったのは国鉄民営化を受けてのJR西日本新快速による攻勢であった。元より6300系登場以前の国鉄時代から京阪間では激しく競争関係にあり、国鉄の末期赤字時代でも例外的に新快速用に新型車両(117系)がまわされたほどであったが、民営化後翌年に221系が登場、高槻が終日停車駅になったことから、次第に阪急(を含めた他関西私鉄)は劣勢に立たされる。


阪急も京都線の特急の停車駅を増やしたり、ダイヤを度々改正して対抗していたが、それが京都線特急運用としての6300系にとって致命傷となった。2扉であることが駅での乗降に時間がかかるようになり、列車の遅延が目立つようになったからである(もっとも新快速も3扉ながら遅延は常習なのだが)。くわえて新製以来30年にわたる特急運用で、車体の老朽化も激しく、ついには後継の9300系が登場することになる(当然3扉車である)。


京都線には登場以来半世紀以上走り続ける2300系などが現存、6300系より古い3300系などが全車健在で、これまでの経緯からすれば、急行、普通用に格下げというところだったが、前述の老朽化が目立ち、改造してもコストに合わないという理由で、廃車が始まる。2010年2月、35年にわたる京都線特急運用を一旦終える。


3編成は4両固定編成に短縮してリニューアルし、嵐山線運用に転用されたほか、2011年3月には1編成が6両固定編成に短縮して観光客向けの列車に改造され、快速特急京とれいん」として再デビューした。


在籍車両の現在の編成

←梅田 河原町→

Tc6350-M6800-M’6900- M6800-M’6900-Tc6450

6354-6804-6904-6814-6914-6454

※6354編成は「京とれいん」

Tc6350-M6800-M’6900-Tc6450

6351-6801-6901-6451

6352-6802-6902-6452

6353-6803-6903-6453


6350:保留車


南海電気鉄道6300系

正面画 南海電気鉄道6300系

6000系の改良型の6100系も1996年からリニューアル工事を施工することになった。パイオニア台車は高速域における乗り心地が悪く、加えてS型ミンデン台車を装着する系列との併結も不可能で、車両運用の自由度が大きく阻害される要因となっていた。パイオニア台車からS型ミンデン台車への交換を施工した車両がこの6300系である。76両在籍。


現在の編成

←難波 橋本→

6両固定編成、Mc-T-M-T-T-Mc

6301-6401-6341-6441-6451-6351

6302-6402-6342-6442-6452-6352

6313-6413-6353-6453-6463-6363

6314-6414-6354-6454-6464-6364


6両固定編成、Mc-T-T-M-T-Mc

6305-6405-6485-6385-6455-6355

6306-6406-6486-6386-6456-6356

6311-6411-6491-6391-6461-6361

6312-6412-6492-6392-6462-6362


4両固定編成、Mc-T-T-Mc

6321-6421-6471-6371

6322-6422-6472-6372

6323-6423-6473-6373

6325-6425-6475-6375


2両固定編成、Mc-Tc

6331-6731

6332-6732

6333-6733

6334-6734

6335-6735

6336-6736


番号が複雑と思った人のために・・・

次の編成は、リニューアル工事の時とほぼ近いうちに台車の交換を実施して6300系に改番された。台車は廃車になった泉北高速鉄道100系南海電気鉄道7100系の1次車からの流用のほか、台枠新製となったものもいる。このうち、中間サハの太字の車両は南海電気鉄道7100系の1次車から台車を流用したものである。

6305編成と6306編成は、先に台車交換を済ませ、中間サハの台車が異なっている6311編成との続番を避けた番号とした。6325編成も中間サハの台車が異なっている6321~6323編成との続番を避けた番号としている。


6301-6401-6341-6441-6451-6351

6302-6402-6342-6442-6452-6352


6305-6405-6485-6385-6455-6355

6306-6406-6486-6386-6456-6356

6311-6411-6491-6391-6461-6361


6321-6421-6471-6371

6322-6422-6472-6372

6323-6423-6473-6373

6325-6425-6475-6375


6331-6731

6332-6732

6333-6733

6334-6734


次の編成は、暫定的に車体のみリニューアル工事を実施し、 泉北高速鉄道3000系の初期の編成の廃車まで6300系への編入改造を待つことになった。そして泉北高速鉄道3000系から台車を流用して6300系に改番された。泉北高速鉄道100系と同社3000系は台車が同じである。

6313編成と6314編成は、中間サハの台車が異なる6301編成と6302編成との続番を避けた番号とした。


6313-6413-6353-6453-6463-6363

6314-6414-6354-6454-6464-6364


6312-6412-6492-6392-6462-6362


6335-6735

6336-6736


関連タグ

鉄道車両の形式の一覧 6300形 6000系

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