概要
ラディッツとカカロット(孫悟空)の実母であり、孫悟飯と孫悟天の祖母、パンの曾祖母にあたる人物である。
名前の由来は「葱(ネギ)」。
かつてはバーダックと共に4人チームを組んで戦っていたが、元が穏やかな性格のため戦闘に向かず、バーダックと交際するようになってからは戦闘員をやめ、惑星ベジータの肉の配給所で働いていたという(厚みの包丁を持ったイラストがあるのはこのせい)。
バーダックと交際するようになったのは、任務中に自身の危機を何度も救われ、その過程で恋愛感情が芽生えたからだとか。その経緯もあってか夫婦仲は非常に良く、本来サイヤ人は夫婦間の仲が淡白な種族らしいので、このような関係は珍しいとのこと。
『ドラゴンボール』本編では、長男であるラディッツの口から「惑星ベジータが消滅した際に他のサイヤ人共々死亡した」と語られている。
『最強ジャンプ』2014年3月号の付録冊子にて原作者・鳥山明の発言よりその人物像が浮き彫りとなり、同年4月発売の鳥山明著のコミック『銀河パトロールジャコ』のおまけ読切漫画『DRAGONBALL-(ドラゴンボールマイナス)放たれた運命の子供』にて登場し、初めてその姿が明かされた。
ボサボサの黒髪のショートヘアーと、ハイライトのない瞳が特徴。作画が若干デフォルメ調で描かれているせいもあってか、2児の母にしてはだいぶ幼い印象を受ける。
衣装は肩当てのないタイプの戦闘ジャケットで、腰から下はスカート型になっている。
なおカラーリングについては、当時公式でカラー化されていなかったためユーザー間の想像で着色されていた。後に、ガチャガチャ版フィギュアおよびゲーム『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝(ニンテンドー3DS)』のそれぞれでフルカラー化したギネが登場しているが、いずれも色が異なる。ガチャ版ではラディッツやナッパと同じカラーリングの黒い戦闘服、ゲーム版の設定イラストではピンク色の戦闘服になっている。
Pixivでは、前述の家族関係にあるキャラクターの他、同じく名前が発覚している数少ない女のサイヤ人(ただしこちらはアニメオリジナルキャラクター)であるセリパとセットで描かれることが多い。