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虫食いの編集履歴

2016-04-29 22:39:56 バージョン

虫食い

むしくい

虫食いとは、本来は虫に食われた跡やその痕跡を指す言葉であるが、ここではジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド使いについても解説する。なお、虫食いではないスタンド使いについても解説する。

曖昧さ回避

1.虫に食われていること。そのあと。

2.陶磁器の縁に表れた釉  の小さな剥落  のあと。

3.スズメ目ムシクイ科の鳥の総称。

4.年老いた鶯の事。

5.ジョジョの奇妙な冒険 第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使い。本項で解説


概要

レッド・ホット・チリ・ペッパーの本体・音石明が、遊び半分で形兆から奪い取った『弓と矢』を杜王町郊外の用水路に棲んでいたドブネズミに使用した結果誕生した『スタンド使い』。


スピードワゴン財団が音石に自白剤を用いる事でようやくその存在が明らかにされた個体で、耳たぶが虫喰い状にちぎれていることから承太郎によってその通称が付けられた。


よく泳ぎどこにでも住み何でも食うという高いサバイバビリティを兼ね備えた極めて凶悪な性質を持つ用心深い性格の持ち主で、元々“喰う”、“寝る”、“子孫を残す(子供を作る)”の三つしか考える事が無い為、これらの実行の為に躊躇なくスタンド能力を用いる上に、その他のスタンド使いとなった動物たち同様に急激な知能の発達が起きたようで、

①本来ネズミは行うことのない“バックトラック”同じ足跡を踏んで元来た道を戻る動き)で追跡を撒く

②仕掛けられた罠を持ち去り、逆に仕掛け返す

③自身のスタンドの撃った毒針に当てて跳弾にする


といった前代未聞の頭脳プレーを行いネズミの性質を良く知っていた承太郎を出し抜き追い詰めている。


さらにスタンド使いになった影響故か縄張りに入るものは人間だろうが仲間のネズミだろうが皆殺してめーさえ良けりゃあいいという邪悪な意志をも獲得してしまったようで、それに伴い顔つきもまるで表情があるかのように凶暴なものに変化し、額には悪魔の顔を思わせる隆起があるという特徴を持つ。

人肉の味尾を覚えて自身と同じくスタンド使いとなった仲間と共に田園地帯の農家に住む老夫婦をスタンド攻撃で襲撃し、冷蔵庫に生きたまま監禁して保存食としていた。


それ故、承太郎は『もはやこの地球上に存在してていい生物ではない』と評し、仗助と共に討伐しようと試みるが、2人を見晴らしの良い草原に誘導して狩られる側から狩る者へと立場を逆転させることに成功。


虫食い討伐の為に自分の傷を治すことが出来ない仗助に変わり、進んで自身が囮となって虫食いの標的となった承太郎を追い詰めたが、最後は弾をわざと虫食いの隠れたに当てることで、用心深い虫食いが油断して“自分がどこから狙われたか”を確認するために身を乗り出す瞬間を狙い、見事プレッシャーを跳ね返した仗助の放った会心の一撃の狙撃を受け絶命した。


虫食いでない

音石明が『弓と矢』を用いて誕生させたドブネズミのスタンド使い・虫食いの片割れ。


音石の証言からその存在が判明し、ネズミが“喰う”、“寝る”、“子孫を残す(子供を作る)”の三つしか頭に無い為、いずれ人間に被害が起こる可能性が高い事から討伐対象として承太郎、仗助に討伐対象として追われる事となった。


最後は油断していた事もあって仗助に承太郎から事前に渡されていたベアリングで狙撃され呆気なく射殺されてしまうが、実は音石はもう一匹『弓と矢』で2匹のドブネズミを射抜いており、同時刻、承太郎と交戦していた虫食いは仲間の死を察し、警戒して逃走していた。


ラット

【破壊力-B/スピード-C/射程距離-D/持続力-B/精密動作性- E/成長性 - C】


虫食い、そして虫食いではないが発現させるスタンド。名前の由来は同名のLAメタルバンドから。


多脚に支えられた大きな頭部に巨大な単眼を供えた小型ロボットのような外見(その為、仗助は“ネズミが発現した割にはメカっぽい”との感想を漏らしている)をしている。


その実態はスタンドさえも溶かしてしまう毒針を発射することが出来る背中に乗せる長射程の『スタンド固定砲台』で、能力を使う際は大きく反転して逆側に備え付けられたロングバレルの砲身が標的に向けられ、後側に回った単眼の様に見えるものはターゲットスコープの役割を果たす部分となる。

ちなみにに見える部分はスタンドを固定する台のようなものなので、移動する事は出来ない。


毒針に刺された対象は瞬時に死に至らしめられるのではなく、着弾した瞬間に 『スタンド』 とでもいうべきもので侵し、そのものの中身を溶かしてしまう。

なお、溶かしたものを煮こごりのように固めることも可能。

毒針は触れただけでも即座に発動する為、毒針を避けるか何か固い物で跳ね返してガードするしか手立てはない(ただし、後者は跳ね返る事を利用して跳弾で相手を攻撃するという応用が利く)。


なお、この毒に侵された者は直ぐに死ぬわけではない為、たとえ原形をとどめない程に溶かされていても生きてさえいればクレイジー・ダイヤモンドで治療を施すことが出来る。


ちなみに毒針もスタンドである為、空気抵抗や引力のような通常の物理法則には影響されることはなく、撃てば射程距離内ならどこでも真っ直ぐ飛んでいくしリロードも必要ないという特徴を持っており、発射される際は一度に数発をまとめて連射してくるのが常であり、5~6発被弾すれば人1人程度なら容易にドロドロの肉の塊にされてしまう。


なお、本体の精神に応じて、千差万別のスタンド能力の中において、虫食い及び虫食いではない双方とも完全に同型・同能力という異色のスタンドであり、二匹が血縁などの近しい関係なのか?

それとも人間と比べてごく単純な精神構造しか持ち合わせていないネズミが矢に選ばれれば全てこのスタンドを発現するのか?

その理由は謎に包まれている。


関連項目

スタンド使い ドブネズミ ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

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