ヌンチャクが描かれたイラストに付けられるタグ。
概要
ヌンチャクとは打撃武器の一種である。ヌンチャカなどと誤記されることもある。
中国的なイメージがあるが、発祥は沖縄の琉球古武術の武器であるとされる。しかしながら、発祥地については未だ決着をみていない。
形状・用途
基本的には一本のみ、ないし二本一対で扱い、振り回して打撃を与えるように振るう。また、棍棒のように打ち、突きなどに用いる。
材質は、棒の部分は樫、紐は馬の尾毛を用いた伝統的なものから、昨今では合成樹脂や金属製の鎖などを用いたものまで様々である。
ブルース・リーによる伝播
有名になるきっかけとなったのは、ブルース・リーが映画『燃えよドラゴン』などで使用した効果が大きいとされる。
なお、ブルース・リーが用いたのはヌンチャクではなくフィリピン武術のタバク・トヨクであり、その操法もカリ棒(二本の短い棍棒を両手に持ち太鼓のように敵を叩く)の動きをアレンジしショーアップしたものであるため、伝統的なヌンチャクの動きとは異なる。
著名な使用者
- ウルトラマンレオ:槍使いのケットル星人との戦いでその辺の煙突をむしり取って変形させ使用
- ホンフゥ(餓狼伝説シリーズ):対戦型2D格闘ゲームでも珍しいヌンチャク使い
- ミケランジェロ(ミュータントタートルズ):ヌンチャクを得物として扱う忍者亀
- マキシ(ソウルキャリバーシリーズ) 武器がヌンチャクの琉球の海賊
- フジキド・ケンジ(ニンジャスレイヤー):真の三神器の一つ「聖なるヌンチャク」を使用
- 範馬勇一郎、範馬勇次郎(グラップラー刃牙シリーズ):武器としてのヌンチャクは使用していないが、人間をヌンチャクのように振り回す奥義「ドレス」を使用