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リア王の編集履歴

2016-09-07 23:27:17 バージョン

リア王

りあおう

『リア王』(King Lear)とは、英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の悲劇。四大悲劇の1つ。

概要

ブリテン王・リアが長女と次女に国を譲ったが裏切られて国を追われ、末娘と共に国を取り戻す為戦ったが敗れ末娘共々非業の死を遂げる。

リアに従う道化の辛辣な物言いがリアの陥った境遇の本質を鋭く抉り出しているのが印象的。


あまりにも救いのない結末が大多数の観衆に受けいれられなかったのか、シェイクスピアの死後ネイハム・テイトによって話の筋を大幅に改変されたものが19世紀前半まで上映された。

こちらはリア王とコーデリアが戦いに勝ち、コーデリアと恋人エドガーが結ばれるハッピーエンドとなっている。オリジナル版で重要な役割を担った道化も登場しない。



登場人物

リア王

タイトルにもなっているブリテンの王様。

ゴネリル

リア王の長女。リーガンと結託してリア王を裏切った。


リーガン

リア王の次女。リア王を裏切った。


コーデリア

リア王の三女。末っ子。


ケント伯

リアの忠臣。


オールバニ公、コーンウォール公

それぞれゴネリル、リーガンの夫。仲が悪い。


フランス

コーデリアの夫。


道化

リアに仕える道化師。皮肉屋。





転用

リアルが充実」を略したリア充の最上級クラスを、シェイクスピアの当該作品の主人公と引っ掛けて「リア王」と呼ぶ事がある。

 ただし、「リア充」自体が憧れではなく妬み・憎しみを込めた呼称であるうえに、リア王はご存じの通りの最期を遂げているため、(負の方向の)熱い想いを込められている事が多いだろう。

 日本で言うならば、最上級貴族の家柄で、大金持ちで、内閣総理大臣にもなって、しかし敗戦の責を取らされそうになり自殺した近衛文麿みたいな感じだろうか。


外部リンク

デイリーポータルZ「リア充を越えてリア王へ」


関連作品

ハムレット オセロー マクベス …四大悲劇

関連イラスト

コーディーリア


関連タグ

シェイクスピア 悲劇 バッドエンド イギリス

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非関連タグ

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