「キバ一族の太鼓よ響け~!呪いの鬼火よ舞いまわれ~!」
CV/八代駿
概要
キバ男爵が少年ライダー隊を皆殺しにするために呼び寄せたセイウチ型改造人間にして、『キバ一族』第二の戦士。鬼火セイウチとも表記される。
立花藤兵衛の友人である伊藤氏とすり成り変わり、彼の山荘へとキャンプをしに訪れたライダー隊を全滅させるために暗躍する。鳴き声は「アォオゥー」
ソロモン海で牙を磨いでいた強豪怪人で、仮面ライダーV3と死闘を展開した。
最後は『V3 フル回転キック』を受け致命傷を受けながらも最後の力を振り絞り、V3を罠に嵌める為に鬼火沼の底にあるデストロン秘密基地へと誘い込み、キバ男爵の元まで辿り着くと、腕に抱かれて彼に見守られながら最後の務めを果たして息絶えた。
能力
自在に火の玉(鬼火?)を操る事ができ、これを使って敵を攻撃するほか、デストロン戦闘員を召喚して襲わせる能力を有する。
また、セイウチの改造人間だけあって水中戦を得意としており、一度はホームグラウンドの水中へとV3を引きずり込んで勝利を収めている。
そのほか、『ドーブー教の悪魔の儀式』により、生贄にされた人間の生血を啜る事でその人物の姿を借りることが出来るが、鏡には本来の姿が映ってしまうという欠点を持つ。吸血鬼のようだ。
再生怪人としての活躍
仮面ライダーV3の最終回において、デストロン最終作戦『D作戦』において、再生怪人の1人として復活。
街に大攻勢をかけ破壊の限りを尽くしたが、最後はV3によって倒された。
仮面ライダーSPIRITSでは岡山から四国に侵入しようとするライダーマンを迎撃すべく、香川を制圧したキバ一族の尖兵として瀬戸大橋に出撃。改造したライダーマンマシンを火炎放射で半壊に至らしめるものの、マシンガンアームの銃弾を浴びて死亡した。
余談
ドクロイノシシとタッグを組んで登場し、V3を痛めつけるものの、V3火柱キック(ただの蹴り上げにしか見えないのは気のせいだ)で粉砕される。