ラットファンガイア
くろいし
「クイーンにやられた怨み、今のクイーンで晴らす」
CV/石野竜三
概要
『仮面ライダーキバ』第36話「革命・ソードレジェンド」、第37話「トライアングル・キングが斬る」に登場。
ファンガイア族・ビーストクラスに属するネズミを彷彿させる姿を持つファンガイアで、“黒い死”という真名を持つ。
ファンガイア族の中でも、上位に位置するスピードファイターで、そのトリッキーなアクションを用いての攪乱攻撃で獲物を追い詰める戦法を得意としており、長く伸びた指の爪を強力な武器としているほか、自身の体組織から銃や剣を生み出す事もできる。
個体で行動売ることは少なく、大抵は三体以上の群れで行動しており、戦闘時は息の合ったチームプレイで相手を翻弄し、痛めつけた後にライフエナジーを奪うことを好む。
群れのリーダー格とその他の個体では微妙に姿が違っており、頭部の部分にリーダー格は銀色の嘴のような所が、その他の個体ではくすんだ黒色になっているという特徴を持つ。
ちなみに群れの個体が救援(?)に駆けつける際は無限に増殖しているかのように一体の個体の背後から出現するかのような演出が取られている。
執念深く一度狙った獲物は永遠に執拗なまでに追い続ける性格を持っており、群れのリーダー格が過去編で麻生ゆりを最後の一歩まで追い詰めた際にチェックメイトフォーの1人にしてクイーンである真夜に止められた上に捻じ伏せられた事を切っ掛けにクイーン強い怨みを抱くようになり、現代編では彼女の力を受け継いだ鈴木深央を必要なまでに付け狙っていた(何故に真夜本人を狙わなかったのかと突っ込んではいけない)。
森や町中でキバやサガと対決し、1体(リーダー格?)がキバ・エンペラーフォームの『エンペラームーンブレイク』で倒されたのを皮切りに、残された個体も最後は『ファイナルザンバット斬』を受け全滅。
生き残った2体の個体もサガによって倒され粉々に砕け散った。
その後、物語の終盤においてビショップの手により、彼が集めた大量のライフエナジーによって数多くの個体が再生、復活を遂げている。
さらにアドベンチャーDVDでは約3体がどこかの廃工場で暴れていたが、1体目が名護>名護啓介]]が変身したライジングイクサの『ファイナルライジングブラスト』で、2体目が音也の変身したプロトイクサの『ブロウクン・ファング』で、最後の3体目がプレイヤーの変身したキバ・ガルルフォームの『ハウリングスラッシュ』、バッシャーフォームの『アクアトルネード』、ドッガフォームの『サンダースラップ』で一太鼓後に別ルートで倒されて行き、最後にドガバキエンペラーフォームの『ドガバキエンペラーブレイク』で最後の3体が別ルートで倒され撲滅されている。