概要
劇場版では伝説の超サイヤ人までしか変身しないブロリーだが、ゲーム作品では超サイヤ人2、超サイヤ人3と着々と進化し続け、初登場から20年が経過した2014年、「ドラゴンボールヒーローズ」jm7弾その名も「新生ブロリー編」において、遂に公式で超サイヤ人4化してしまった。
フリーザ、セル、魔人ブウという原作の敵キャラは愚か、ターレス、クウラ、ジャネンバ、破壊神ビルスという劇場版の敵キャラも真っ青な好待遇である。
最早、『公式がブロリスト、完全確定』と言って良い程だろう。
外見は普通の超サイヤ人4同様、赤い体毛に、黒い髪をしているが、目は赤い縁取りに従来の形態同様、白目を向いている。またそれと同時に超サイヤ人になるには必須の大猿状態まで登場する。さらにこの状態のフルパワー形態なるものも存在し猛威をふるう。
本来の外見から想像しやすかったためか公式で登場する以前からファンアートが多数存在し、公式のビジュアルもそれらと大差ない仕上がりとなっている。
ヒーローズでの活躍
超ボス
邪悪龍ミッション7弾、新生・ブロリー編の超ボスその1。ちなみにその2はスーパーパイクーハン、孫悟空:GT超サイヤ人4、ベジータ:GT超サイヤ人4。
思ったよりもパワーは高くないが固定ダメージが非常に強力。
攻撃時のチャージインパクトパーフェクト勝利でダメージ+5000の「最狂最悪の悪魔」、敵チーム(性格に言うとこちらのチーム)のサポーターの人数×1000ダメージアップする「悪魔の裁き」で一気に大ダメージを狙ってくる。即座に倒せるデッキでないと非常に危険。
ちなみに悪魔の裁きはこれまでのブロリー同様デメリットとして「れんけいアタックに参加できない」効果があるが、この超ボスは元から超サイヤ人4ブロリー一人だけであり、デメリットもなんの意味も成さないが、未だこのアビリティを持ったブロリーはカード化されていない。いずれ実装される日が…来るのか?
ゴッドボス
ドラゴンボールヒーローズ ゴッドミッション5弾ではなんとゴッドボスに。
しかしこのブロリー、ただの超サイヤ人4ではなく…?形態名は「超サイヤ人4フルパワー」。バトル開始時の演出は ブロリスト必見。
「絶望を教えてやろう…」
なお、必殺技もギガンティックデストラクションからギガンティックジェノサイド(右手に気を溜めて全力で殴る攻撃)に変化している。
パワーが非常に高く、おまけに三連撃で3連続攻撃を仕掛ける。相手の三連撃と相性が非常に良い超壊れ性能のターブルを入れていても防ぎきれなかったら1ラウンド目にあっけなくKOされるということも。
チャージインパクトに負けてしまうとアビリティ「不死身の悪魔」の効果でブロリーのHPが5000も回復してしまう。勝負ラウンドで全員をアタッカーに出して一人でもチャージインパクトに負けると勝利は絶望的になるので注意。
ガードも高いが、キーソードバトルなため追撃に成功するとガード半減&チャージインパクトスピードアップを押し付けることができる。どのキーソードバトルができるミッションでも言えることだが、キーソードを奪われると危険。
ちなみに毎ラウンド終了時戦闘力10%ダウンさせる「迫り来る(親父ぃの)恐怖」、
ダメージ倍増効果を無効にする「強靭な肉体」も最近の強敵同様ちゃんと持っているので注意。Z戦士の底力戦法が通用しないためZ戦士の底力でまとめると痛い目を見る。ただし必殺技で敵に与えるダメージ倍率がアップするアビリティはこの「強靭な肉体」を貫通するため、ガードを削るなり無効にして一気に削るのがいいだろう。
ほぼ超ユニット技に頼りがちであるがそれでも出すだけでも困難である。先手を取られてギガンティックジェノサイドで倒されるなんてよくあることです。もし出すつもりなら固定で戦闘力が上がるものを使いたいがキャラクターの枠も考えなくてはならない。
おまけに混沌の地獄での戦いなので、毎ラウンド開始時に気力がダウンしてしまうというのも更に難易度を上げている。
ウルトラクリア条件も相当厳しく、チャージインパクトがとても上手いゴッドボスなのにチャージインパクト勝負に全勝しないといけない。
流石にゴッドミッション3弾のゴッドボス(超サイヤ人ゴッド孫悟空と激怒した破壊神ビルス)ほど強くはないが、この次に強いゴッドボスと言っても過言ではないだろう。
ヒーローズスタジアム限定の方も十分おかしな強さでなんと仮面のサイヤ人で有名な与える気力ダメージ超アップ&サポートエリアの人数分攻撃回数アップ(サポーター4人の場合与えるダメージ3倍)の「力の暴走」を持っている。おまけにチャージインパクトに負けると強固な守りと進化する超戦士(加速する力も同様)の効果を合わせた「俺は悪魔だ」で強化されてしまう。幸い、不死身の悪魔はない。
主なカードの性能
- HJ7-40 エリートタイプ
HPは1900、パワーは8000、ガードは1500。アビリティは最狂最悪の悪魔。
効果:れんけいアタックに参加できなくなるかわりに、自分の攻撃時、チャージインパクトでパーフェクト勝利すると、敵に与えるダメージ+5000。 [毎回]
「悪魔の暴走ユニット」(ヒーローエナジー10):自分チームの攻撃時、「ブロリー」「孫悟空:GT」「ベジータ:GT」による「超ユニット技」が発動する。
パーフェクト勝利で与えるダメージが5000もアップするのは魅力的だがチャージインパクトスピードがとても速い上にれんけいアタックが一番大事なエリートタイプなのにれんけいアタックに参加できないというもはやいじめに近いくらいの痛すぎる欠点がある。当然ながらエリート連携の台詞2種類も聞けない。そのためアルティメットレアのカードの中でもかなり弱い。
むしろビーデルやパンの「乙女の会心の一撃(パーフェクトでダメージ+3000、れんけいアタック可能)」の方がマシである。ぶっちゃけコモンでエリートタイプの乙女の会心の一撃を持つパンの方が強い。一番大事なれんけいアタックに参加できるしチャージインパクトもそんなに速くないし。
…とはいえHPが2000以下なのでジャッキー・チュンとの相性は一応良い。工夫次第では化けることも。
- HJ7-SEC2 バーサーカータイプ
HPは2900、パワーは4800から7800、最終的に14800に。 ガードは1000。アビリティは悪魔の執念。
効果:れんけいアタックに参加できなくなるかわりに自分の戦闘力が2.5倍になる。敵チームに「孫悟空:少年期」「孫悟空」「孫悟空:GT」のいずれかがいると、効果がアップする(戦闘力は5倍)。[永続]
最初は伝説の超サイヤ人からスタートし、超チェンジ(2回チェンジ)によって超サイヤ人3、超サイヤ人4と変化を遂げていく。
戦闘力とパワーが桁外れになるカードだが、これまたチャージインパクトスピードがとても速い。そんでもってれんけいアタックに参加できない。とはいえこの性能は必ず役に立つだろう。敵に孫悟空がいると尚更。
的確なアシストという強力なアビリティを持ったヤムチャやサイヤ人(おとこ)のエリートによるリンク効果等で気力を確保出来るといいだろう。
ただし、滅多にないかもしれないが相手が悟空とダーブラ:ゼノのセットだと泣くハメになるので注意。
余談だが、邪悪一武道会では、劇場版に登場した悪役限定のため、オリジナルである超サイヤ人4ブロリーは参加対象から外れているため参加は出来ない。
…なのだが、このカードだけは例外。アビリティを2回成功させれば、参加出来ないはずの超サイヤ人4ブロリーが邪悪一武道会に参加するという展開を引き起こせてしまう。
反則? 実況者であるゴールデンフリーザ様から咎められないので不正はなかった!!
HGD5-29 バーサーカータイプ
HPは2100、パワーは7500、ガードは1000。アビリティは全てを破壊する悪魔。
効果:れんけいアタックに参加できなくなるかわりに、絶対にきぜつしない。また、作戦決定時、自分チームのヒーローエナジーが5個以下の場合、そのラウンドの自分のガードが3倍になり、6個以上の場合、自分のパワーが3倍になる。[毎回]
割と反則。やっぱりれんけいアタックに参加できなくなるが、バーサーカータイプなのでまだましな方だろう。一番恩恵が少ないのはヒーロータイプだが。
ヒーローロボのボーナスなどでガードを底上げして彼を一人で出し続ければきぜつしない上に高いガードを誇る壁役になると思われる。攻撃時もエナジーをきっちり溜めればただでさえ高い元のパワーが3倍になり、手がつけられない。
ちなみに、HGD5-43孫悟空:GTがいて、かつ敵の戦闘力が11000出させればアビリティ、強敵との激闘も発動する。その場合、このカードのパワー又はガードが6倍まで跳ね上がる。ガードに至っては20000近くまで伸びることも不可能ではない。
そうでなければ決意のダブルアタックでパートナーにしてガードを永続で2000アップさせ、毎ラウンド、ガードを9000以上にして壁にしてもいいかもしれない。
- HGD6-SEC2 ヒーロータイプ
超サイヤ人4フルパワーの状態のカード。必殺技はやっぱりギガンティックジェノサイド。何気に必要エナジー6で撃てる。
HPは1800、パワーは8500、ガードは2000。アビリティは「力を支配する悪魔」。
効果:れんけいアタックに参加できなくなるかわりに、絶対にきぜつしない。また、自分の攻撃時、チャージインパクトで勝利すると、ダメージが「自分チームのHエナジー×500」アップする。さらに、パーフェクト勝利すると効果がアップする(自分チームのHエナジー×1000)。[毎回]
反則。ヒーローエナジーMAXでパーフェクトを決めると問答無用で10000ダメージを与えられるという色々とヤバい性能である。
いつも通りれんけいアタックに参加できなくなるが一番れんけいアタックの恩恵が少ないヒーロータイプなので問題はないだろう。HPが極端に低いが、ジャッキー・チュンとの相性抜群なので使ってみても面白いかもしれない。
ロックオンの「悪魔の破壊攻撃」は一見勝利宣言に見えるが「必殺技が発動できる時にアタッカーにすると、 ロックオンした敵を攻撃し、そのラウンド中は敵のガードとダメージ軽減効果を無効にする。[1回限り] 」という効果なので狙われた相手はそのラウンドの間常に危険な状態になる。と思われる。地味に「初期の」パワーが最高クラス。
ユニットは「全てを圧倒する悪魔ユニットS」。永続でリーダーの敵に与えるダメージが2倍になり、チャージインパクトスピードが超遅くなる効果がある。しかも史上初のユニットSであり、ヒーローエナジーを消耗せずにユニットを発動できてしまうのだ。ちなみにメンバーは何故か敵対関係のはずのミラと暗黒トワ。
- HGD9-CP8 バーサーカータイプ
チェンジラッシュのキャンペーンのブロリー。通常形態から超サイヤ人4に変身する。イラストは超サイヤ人4フルパワーだが、実際は超サイヤ人4である。
チェンジラッシュ中のイラストは「赤ちゃんの孫悟空とブロリー」→「孫悟空」→「超サイヤ人4孫悟空:GT」の順で表示される。
HPは2600、パワーは4100、ガードは1000。アビリティはなんとシークレット級の「悪魔の執念」。
1ラウンド目をサポーターに置くと妨害されない限り気力が3本残るため2ラウンド目に非常にアタッカーとして出しやすい。
チェンジラッシュの「悪魔のチェンジラッシュ」は敵にダメージを与え、超強力な気力ダメージを与える効果とパワー+3000の効果を持つ。対人戦では猛威を振るうかもしれないが、普通にプレイしていると活躍しづらいかも?