概要
麦わらの一味のコック・黒足のサンジが使用する特殊な蹴り。読み方は「ディアブルジャンブ」。発動時には足がオレンジ色の炎に包まれ、超高速の蹴りと焦熱で敵を叩き伏せる。
初使用したのはエニエス・ロビー編におけるCP9の諜報員・ジャブラとの対戦で、サンジの蹴りの一切を無効化する「鉄塊体術」を駆使するジャブラに対し独楽のように回転して靴を床に擦り付け、摩擦熱で発火させた脚を叩きつけて大ダメージを与えた。
スリラーバーク編においては天突く巨体のオーズに対し「悪魔風脚 揚げ物盛り合わせ(フリットソアルティ)」を使用し、掌底突きを反らせて見せた。
第2部が始まってからはカマバッカ王国でのオカマとの過酷な修行により手に入れた覇気をプラスさせた更に強力な悪魔風脚を使用しており、予備動作なく大気摩擦で直接発火させている。
魚人島編ではオーズを上回る巨体のワダツミに対し「地獄の思い出(ヘルメモリーズ)」を放ち、数万tはあろうかと思われるその巨躯を焼き焦がし、吹き飛ばして見せた。
また、パンクハザードでヴェルゴと戦った際には空中歩行(月歩)から直に悪魔風脚を使用している他、万国ではルフィに対し「粗砕(神官サトリやCP9との戦いで使用した回転回し蹴り)」と併用して食らわせ、本来なら打撃の通じない彼にも大ダメージを与えるなど、既存の技との併用によるステータスアップも可能になっている。
元ネタ
『悪魔風』とはイタリア料理用語の一つで、鶏肉などの味付けに使用される。
「船の上でおれに逆らったり食事を粗末に扱うようなヤローの夕飯も『悪魔風』だ。」(『ONE PIECE BLUE DEEP』表紙裏のサンジのコメント)