「風見志郎が死んで、俺の目的の半分は遂げられた。後は、お前と結婚することだぁ!」
CV:西崎章治
概要
珠純子につきまとい、偶然風見志郎が改造人間である事を目撃したチンピラ・黒田雄二が風見志郎らに対する憎しみを気に入ったピッケルシャークによって拉致され、犬神博士に改造されて誕生した怪人。鳴き声は「リーロー」
風見志郎こと仮面ライダーV3の抹殺を使命としている。
改造された後も純子に執着し、アジトに拉致して無理矢理結婚しようとしたが、すんでのところでアジトに乗り込んできた仮面ライダーV3によって反転キックで倒された。
武器は頭部のドリルで、これを使って地中を掘り進む事ができる(モグラの怪人なら別にドリルが無くても地中を掘り進めそうな気がするが……)。
ちなみにこの頭部のドリルは彼の唯一の武器であり、これ以外は特に特殊能力めいたものは持っていないようだが、ほとんど戦闘で使用することなく徒手格闘での戦闘が中心であるなど能力を生かしきれない部分が見られた。
犬神博士
演: 花巻五郎
第11話・第12話に登場する首領が全幅の信頼を置いているマッドサイエンティスト。
風見志郎への嫉妬と怨念を見込まれた球純子に横恋慕する黒田雄二を、それに相応しい醜悪な姿の改造人間ドリルモグラへと改造することを首領へと宣言。彼への改造手術を執刀した。
呪いの指輪を通じての“デストロン結婚式“”を執り行うが、駆けつけたV3との乱闘のなかで、ドリルモグラと一緒に逃げようとした所をV3に引きずり出され、殴り飛ばされそのまま姿を消した。
派生作品
イギリスから招聘されたピッケルシャークの存在が気に食わず、「勝てさえすればそれでいい」と言わんばかりに珠姉弟を拉致し人質に取って、変身できない志郎を苦しめた。しかし戦いの最中にピッケルシャークに人質を別の場所に移され、(正体がバレないということで)変身したV3に手ひどくやられてしまう。
その醜態を見たピッケルシャークは「お前のかなう相手じゃない」と吐き捨て、逆切れしたドリルモグラは怒りに我を忘れてピッケルシャークに襲いかかるも、一瞬でドリルを叩き折られてしまう。敵わぬと見たドリルモグラはピッケルシャークを道連れに自爆しようとしたが、V3がピッケルシャークを逃がしたため犬死に終わった。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』では、暗闇大使が時空魔法陣を使って復活させた再生個体が登場。ドクトルGの高知制圧に参加し、攫った人々をこき使ってサタンニウムを採掘していた。攫われた人々を救うべく駆けつけたV3に他の機械合成怪人と襲いかかるが、V3レッドボーンリングで撃破された。
関連項目
機械合成怪人 デストロン怪人 仮面ライダーV3 変態 ストーカー
ハエ男→主人公への憎しみを買われて改造人間にされた関連。