「サトシ、新しい服よー」
声優は豊島まさみ。
「ハナコ」タグの方が多いが、他作品のハナコと混ざるので複数検索推奨。
概要
サトシからは「ママ」と呼ばれている一方、映画「結晶塔の帝王」では一度だけ『母さん』と呼ばれたことがある(ミーとエンテイがママと呼んでいて、サトシが自分の母親であることを強調し、エンテイに対する牽制だったという意見もある)。
年齢は小説設定では27歳、アニメでは29歳。つまり、17か19歳でサトシを産んだ。
マイペースで温厚な性格。心配性な一面もあり、よくサトシに「無茶をしないように」と念を押している。
マサラタウンでバリヤードのバリちゃんと一緒に暮らしており、彼に家事手伝いをさせている。小説版では食堂「マサラハウス」を経営して生計を立てており、若い頃はモデルとポケモントレーナーを目指していたという設定がある。
出番は少ないが各シリーズの節目にサトシが家に帰ってくるため、その度に登場しては世話を焼いたり仲間たちに手作り料理を振る舞っている。
アニメOPにも頻繁に登場している。
シリーズごとに新しくなるサトシの服はハナコが作ったものである。サン&ムーンでの服は現地調達の可能性もあるが。
サン&ムーンでは、ポケモンスクールへの入学とククイ博士宅へのホームステイを許可しているので、それだけのお金を気軽に捻出できるほどの金銭的余裕があると思われる。
23話で再びアローラを訪れ、新たにサトシの手持ちとして加わったモクロー、イワンコを略称呼びし、特にニャビーは相当気に入り、授業参観時にも腕に抱えられていた。此処ではアローラ組やジェイムズ、スイレン親子、マーマネの両親と邂逅しているが、悪い奴にはお説教、一度火が着いたら引き下がらない、Z技を使ってみたいと「この母親にしてこの息子あり」「カエルの子はカエル」だとマオ達に改めて認識させた。カントーへ帰国時にもニャビーの事を名残惜しそうにしていた様である。
容姿
茶髪で、伸ばした髪を背中で一本結びにしており、毛先が跳ねている。頭の上にはアホ毛が一本伸びている。
今の年齢になってから美人コンテストで優勝した実績を持つなど、今のところはルザミーネほどではないが若々しい(ルザミーネは2児を儲けた40代経産婦)。
このことからか流石にジョーイさんやジュンサーさん相手よりは自重しているがタケシの守備範囲内だったりする。
劇場版において
『ルギア爆誕』では、ポケモン達の異常な行動や気候変動を目の当たりにする。世界の危機よりもサトシの身の危険を案じ、無理を言ってオーキド博士の調査に同行した。
『結晶塔の帝王』ではグリーンフィールドとスノードン邸の結晶化をニュースで知る。若い頃に親交のあったシュリー博士とその娘のミーの身を案じ、様子を確認するためオーキド博士と共に現地を訪れ、サトシ達と再会する。
親子の再会の様子を見て「ママが欲しい」と呟くミーの願望に応えたエンテイに攫われてしまい、サトシ達が救い出す展開となっているため出番が多い。
その他
- サトシの祖父もポケモントレーナーだったらしいが、ハナコ方なのか夫方なのか不明。
- 小説版の設定を含めると、自分の諦めた夢であり、それ以外にほとんど就職先がないマサラタウンとはいえ、厳しい世界であり、夫が失踪する原因であるポケモントレーナーにさせるための旅に息子を送り出すのは、かなりの覚悟がいるはずである。事業がまあまあ上手くいっている分、仮に息子が失敗してもカバーできるのかもしれない。
- マサラハウスは、サトシの父の出奔に際して、モデルとポケモントレーナーという夢を諦めて創業したという場合もあれば、サトシの祖母から受け継いだという場合もある。
- マサラハウスは二階が宿屋になっているゲストハウス (モーテルやペンション、バックパッカーのような施設)で、マサラタウンでも数少ない商業施設。ド田舎・秘境・何もない町とされていて過疎化も激しいとされているが、マサラハウスは名店として食べログに載るレベルらしい。
- アニメでは、働いている描写がないので収入源について不明と思われている一方、ハナコはあくまでもオーナーなので、実務しなくても普通という意見もあるので、アニメ版でも食堂事業を行っている可能性が否定できない。マサラハウスも、サトシの実家とは別棟なのか一緒なのかは不明だが、サトシの実家は一階だけでも部屋数があり、二階はサトシ親子の各部屋以外にもあるので問題ないらしい。
- シュリー博士とは、共にオーキド博士の生徒であったが、他の媒体では、マサラタウン唯一の食堂であるマサラハウスには地元の男性が屯しており、オーキドも「話した事はないがそこそこ常連な客」という設定もある。