曖昧さ回避
村人(むらびと)とは、村の集落で生活する住民のこと。
- 『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するクラス。
- 『どうぶつの森』シリーズの主人公の呼称の一つ。→むらびと
- 『Minecraft』に登場するMOB。→Minecraft:生物:動物
- 『汝は人狼なりや?』の役所・配役の1つ。
以下、誘導のないものについてについて解説する。
村人
ファンタジー系の作品には欠かせない一般人。
特にファンタジー世界を舞台としたゲーム、特にRPGには必ずと言っていいほどこの呼称で登場し、村の入り口で「ここは○○の村です」と教えてくれたり、ストーリーを進めるヒントを与えてくれたりする。
また村の生活がうかがい知れるセリフや作品世界を掘り下げてくれる裏設定的な話を語ったりもする。
時として、イベント時には強敵を食い止めるなど無敵の性能を発揮し、「主人公たちより強いのでは…?」と思うような村人も、ごく稀にではあるが存在する。
オープンワールド的な要素のある作品の場合、場所を問わず攻撃動作が行えたりするが、大抵の場合はダメージ判定自体が存在しないか、HP要素が存在しないため、実質的な危害を与えることはない。
逆に『GTA』や『elona』などのように、一般人に対する暴行・殺人行為が可能であると基本的にCEROで高いレーティングを指定されることが多い。
このゲーム的テンプレートはある意味日本の文化として定着し、マンガやアニメ作品にも強く影響しており、「村人」とあえて表現する場合、RPGなどのパロディを含んだ表現が用いられることもしばしば。
『ファイアーエムブレム』のクラス
『ファイアーエムブレム』シリーズの一部作品では、下級クラス・初期のクラスとして登場している。
『外伝』
「ソルジャー」や「傭兵」といった下級職よりも下の、言わば最下級クラス。
これと言った特徴を持ち合わせておらず、能力もあまり高くないため、戦力としては微妙なところである。
しかし、クラスランクが低いため獲得経験値が多く育成が容易、クラスチェンジ先が豊富、というメリットも持ち合わせている。
そして最大の特徴が剣士系最上級クラスの「魔戦士」からクラスチェンジ出来るということである。
そのため、時間さえあれば能力の限界まで育てることも可能となっている。
特に序盤のあるボスの持っているアイテムは、このテクニックを利用しないと入手がほぼ不可能である。
「凄いのは村人にクラスチェンジできる魔戦士の方では?」と言ってはいけない。
『聖戦の系譜』
表記は「シビリアン」。
一部のマップで救出対象として登場。
救出すると経験値が100貰える。
『トラキア776』
前作同様、「シビリアン」。
扱いも救出対象であるが、経験値は貰えない。
マップ毎に救出方法や結果が異なり、アイテムの入手や以降のイベントフラグに影響する。
『覚醒』
『外伝』以来の仲間となる。対象はドニとドニの子供。
初期能力は低いので育てにいが、スキル「良成長」により、レベルを上げさえすればかなりのものとなる。
ただ限界値が低いため、そのまま使い続けるのは厳しいが。
救出対象でもあり、救出方法は離脱もしくは生存した状態でマップクリア。
仲間にするには登場マップにてレベルを1以上上げる事。
ちなみに、カップリングで生まれるのが息子であれば、その息子も「村人」にクラスチェンジすることができる。
そのため王族リズの息子ウードや、やんごとなき貴族マリアベルの息子ブレディも「村人」にすることができる。
「村人」とは一体…。
『if』
『覚醒』同様、味方ユニットのモズメのクラスとして登場。武器は剣ではなく槍になっている。
初期能力値は低いが、スキル「良成長」を持つ大器晩成型であるのは『覚醒』と同じ。
「村人」になれるのはモズメだけなので、子世代に「良成長」を引き継げる唯一のユニットである。
ドニと同じく、彼女を生存させた状態でクリアすると仲間になる。
『if』では「村人」にも上級職があり、槍と弓が使える「大商人」、剣・槍・斧の近接武器全てが使える「兵法者」にクラスチェンジできる。
『Echoes』
『外伝』のリメイク。女性村人のエフィが追加された。男性専用職にはクラスチェンジできないが、汎用職と女性専用の「ペガサスナイト」や「シスター」にはなれる。
外伝にあった村人ループは本作にも健在。また無料DLCで村人にクラスチェンジできるアイテム「村人のフォーク」が1つ配信され、アルムとセリカ以外を村人にすることができるようになった。