概要
CV:伊藤かな恵
2026年のALOに現れた仮面姿のNPC。
別の呼び名として”黄昏の魔女”とも呼ばれている。
髪は黒色で前髪ぱっつんでポニーテール、花の髪飾りを頭部の左前に付けている。
耳がとがっており、ALOの妖精族のような特徴も持つ。
衣装は黒でまとめられており自分の事を”わらわ”と呼ぶ。
1000年後の未来からやってきており、目的はAIでキリトとアスナの娘であるユイの抹殺。
ブラック・ロータス(黒雪姫)らを騙して、キリト、アスナを襲わせその隙にユイを連れ去り、巨大な塔に閉じ込めて7つの鍵をかけ行方をくらました。
また「神々の黄昏の始まり」、「妾の使命は、この小妖精を滅すること」などという謎の発言をしている。
DLC
有料DLCでプレイヤーキャラとして2017年夏配信予定でシーズンパスでも購入できる。
その際のカットインでは仮面が外れた姿となる。
余談
ペルソナ・ヴァベルの仮面は左右非対称のデザインでこれは右は怒り、左は悲しみを表しているとの事。
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ネタバレ注意
以下ネタバレを含みますので閲覧には注意して下さい |
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知られたくなかった……知られたくなかった……パパとママに……こんな醜い姿になったわたしを……知られたくなかった……!!
彼女の容姿や声優で察しがついているとは思うが、1000年後のユイ本人。
それを知ったアスナは信じられなかったものの、キリトはユイ消滅の際データをバックアップできず「アインクラッド地下の当時を知っているかのようだった」とその正体に気付いていた。
現実と仮想、2つの世界を『繋げる』という両親の遺志を継ぎ、ストレアやメタトロンら仮想世界の住人たちと奮闘していたものの、先立ってしまった2人への「寂しさ」は募るばかりだった。
キリト達との時間の中で、人間とAIは感情を共有できると信じていた。だがプログラムを保存するハードウェアが稼働し続ける限り生き続ける(寿命という概念のない)彼女にとって、人間の寿命は儚いものだった。
1000年というとてつもない時間を過ごした彼女のコアプログラム(頭脳)は、『こんな辛い思いをするくらいならいっそ消えてしまいたい、キリト達のところへ行きたい」と思考するようになった。
だがしかし、彼女はもとは永遠の命を約束されていたMHCP。自己消滅も第三者による破壊も叶わない。
そこで彼女は、「過去の自身を消すことで『歴史の上書き(オーバーライド)』(タイムパラドックス)を引き起こし未来の自分を消滅させよう」と計画。これがキリト達の世界で起きた「ユイの消滅」の真相である。
またユイは、その1000年のうちに数々の功績を積み上げてきた。彼女が消えることはすなわちそれらも消えてしまう。
彼女の言う「神々の黄昏」はこれを意味していた。
単なるAIに過ぎない自身が創世の神としてあがめられることへの思いと、遥か昔に旅立ってしまった愛する両親への思い。
「ユイの消滅」
この2つの感情に長い間苛まれ続けたゆえに起こった悲劇であったと言えよう。
カラミティ・ヴァベル
ユイが災禍の鎧を纏った姿。キリトとアスナたちが1000年後の世界にやってき来てしまった場合の最終手段としてこの姿を利用することを考えていた。
対峙したキリトとアスナに対し「パパとママにこんな醜い姿になった私を知られたくなかった」という発言をしている。
キリト達の数倍に巨大化したユイを中心に頭部上方には巨大な仮面、巨大な装甲の腕には赤い刀身の剣、右腕には巨大な赤い鉤爪、背中には赤と紫色のパーツで構成されたア8枚の羽、禍々しいオーラを放つ黒衣という容姿。攻撃はブラックホール弾、疑似スターバースト・ストリームと多彩。
キリトとアスナがこの世を去った未来、人の感情を仮想世界に移動させるソウル・リムーブ・プロジェクトにより誕生した悪意の結晶体は仮想世界を彷徨い最終的にブレイン・バーストにたどり着き、封印されていたザ・ディスティニーに憑りつき再び災禍の鎧として目覚めてしまった。ユイは再び目覚めた災禍の鎧の宿主として自ら進んで引き受け、この姿になる力を得た。
キリトや黒雪姫たちとの激戦の後、災禍の鎧とユイは分離し、鎧は再びザ・ディスティニーとして眠りについた。その際、災禍の鎧であるクロム・ディザスターは消滅する以前の過去のユイの欠片を保持しており、これが過去のユイ復活の決め手となった。
災禍の鎧と分離したユイはキリトとアスナの説得を受け、キリト達の生きていている世界へと一緒に連れて帰ることになり、ヴァベルである未来のユイと過去のユイの存在の欠片は融合し、ユイを復活させることに成功した。
同時にタイムパラドクスに抵触するため、記憶の初期化を行う必要性から過去のユイはこれまでの出会いや冒険、事件のすべての記憶を失ってしまった。
仮想世界創世の母<<イヴ>>
キリトとアスナがこの世を去り数百年経った頃から呼ばれていたユイの別の呼び名。
ユイが仮想世界で残してきた功績は大きく、それらのおかげで仮想世界の仲間達は市民権を得ており彼等からからこの名で呼ばれていた。
ペルソナ・ヴァベルのアバター姿となった以降も同じ呼び名で呼ばれているものと思われる。