登場の経緯
海軍の任務の1つに対潜水艦戦があるが、そのための固定翼機の運用には相当な大きさの空母が必要であった。その弱点をカバーしたのがヘリコプターである。ところが普通の駆逐艦などでは十分な数のヘリコプターを搭載できないという弱点があった。
そこで海上自衛隊は「8隻の護衛艦で6機のヘリコプターを運用する」という方針を打ち出した。さらに有事の全滅を防ぐため、半分の3機を引き受ける船として登場した。
なお、現在は8隻の船で8機のヘリコプターを運用している。(いわゆる八八艦隊)
種類
はるな型護衛艦
しらね型護衛艦
ひゅうが型護衛艦
いずも型護衛艦
空母や強襲揚陸艦との違い
カタパルトや着艦拘束装置を搭載しておらず、艦載機の運用はできない。
サイドランプはあるが、右側のみでありかつ岸壁に横付けすることが前提である。