曖昧さ回避
漫画『くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた!』の登場人物⇒小音くらま
概要
海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦(DDH)のひとつで、しらね型護衛艦の2番艦として1981年3月に就航した。
名前の由来は京都府にある「鞍馬山」。時の防衛大臣の気紛れで命名例のなかった姉の「しらね」とは異なり、鞍馬型巡洋戦艦の1番艦、雲龍型航空母艦に続く3例目の命名となった。
番号はDDH-144。
哨戒ヘリコプター(HSS-2 →SH-60)を3機搭載し、常に1機を運用可能である。これは環太平洋合同演習などで大いに評価されたが、逆に3機搭載しながらそのうち1機しか運用できない・艦内での移動が大変などの理由から、のちに全通甲板型DDH(ひゅうが・いせ・いずも・かが)の建造のきっかけとなる。
2009年に関門海峡で韓国籍のコンテナ船に衝突されたが、難なく復帰。日本の海を守り続けてきた。
2015年には観艦式で観閲艦として最後の雄姿をみせた。
能力
排水量 5200t
全長 152m
前幅 17.5m
CIWS・アスロック・哨戒ヘリコプターを搭載。
そして退艦へ
2017年3月22日 36年にわたる任務を終えた。海上自衛隊最後のスチームタービン機関の護衛艦であり、ヘリコプター搭載護衛艦として初めて5万回の無事故着艦記録を超え、連続無事故着艦回数51300回を記録した艦となった。
後継はDDH184「かが」。
関連タグ
はるな型護衛艦:先輩
しらね:1番艦
ハイスクール・フリート:作中に登場する蒸気タービンの音源を提供している。