概要
近畿地方の山奥に存在する全寮制の忍者の学校。校門前に掲げられている看板は読者に分かりやすいようにという作者の配慮で掲げられたもので、ここが忍者の学校である事は最重要の秘密であり本来ならこのような看板は存在しないため、作中でもその存在についてツッコまれている。
忍者を志す子供達(男子なら忍たま、女子ならくのたま、すなわち「忍者(くの一)のたまご」の略)は、10歳から15歳まで(女子は1歳上にずれる)の6年間忍術を学ぶ。
男女別に授業を行うが、学内外のイベントや実習においてはその限りではない。
男子は各学年がい・ろ・はの三組で構成されており、各組に実技と教科の教師がそれぞれ1名ずつついている。また、保健・用具・図書・体育・会計・作法・火薬・生物・学級委員長の9つの委員会が存在し、男子生徒は必ずいずれかの委員会に所属する。
男子は「にんたまの友」、女子は「くの一の友」という教科書を使用している。この教科書は学園の備品であり、忍術のいろはがまとめてある重要な品でもあるため、学外の人物にむやみに与える事はできない。
敷地は非常に広く、忍術を身に着けるための設備・備品が一通りそろっている。また学園裏手には裏山、裏々山、裏々々山……など多くの山が連なっており、実習や委員会活動の場所として使われる事も多い。
生まれ育ちに関係なく入学する事ができるが、入学金・授業料・食堂の食券代等は自己負担である。また学年が上がるにつれて、授業についていけなくなる、学費が払えなくなる、家業を継がなければならなくなる等して脱落者が出るなど厳しい面もある。
生徒・教師の関係者や兵庫水軍、はたまた各城の忍者等がしょっちゅうやってきては騒動を起こしたり、学園長の思いつきでいきなりイベントが始まったりと、授業をカリキュラム通りに進めたい教師からすれば地獄のような職場である。その反面、そのような事件を通して、悪人の企みを砕いたり生徒が成長したりする事もしばしばである。
生徒
職員
土井半助 山田伝蔵 安藤夏之丞 厚着太逸 斜堂影麿 日向墨男
大木雅之助(元職員)
委員会
※二次創作ではよく6年間通して同じ委員会という設定の作品があるが
ドラマCD「体育委員会の段」「図書委員会の段」において委員会は1年で交代であると明かされている。
原作では学期毎に委員会を交代という設定があり(33巻及び公式キャラブック天之巻参照)1年毎交代はアニメ独自の設定であると思われる。