曖昧さ回避
概要
ダブルライダーに倒されたはずのゲルショッカー首領が新たに組織した悪の秘密結社。
ダブルライダーに基地に踏み込まれた際、首領自身が「最後の組織」と言っている。後のシリーズの組織の親玉(仮面ライダーXの「GOD機関」、仮面ライダーアマゾンの「ガランダー帝国」、仮面ライダーストロンガーの「ブラックサタン」)は確かに違う人なので、「自分が直接指揮する組織」の意味と思われる(デストロン首領は骸骨の姿で、テープレコーダーが内蔵されていたので、「大首領」の”中継地点”ともいえよう)。
初期は人間に動物と機械の能力を埋め込んだ「機械合成怪人」(ハサミジャガー、カメバズーカなど)が登場し、初代大幹部・ドクトルGの死と共に、各地の部族集団と招聘した怪人を作戦に起用するようになる。
終盤では大型兵器「プルトンロケット」を主要都市に打ち込む作戦がライダーマンの命を賭けた活躍で阻止され、続いて大規模破壊テロ「D作戦」を実行するもV3にアジトを突き止められる。V3に敗れた最後の怪人・ザリガーナ(ヨロイ元帥)を自ら粛清した大首領は、「人類に死をもたらす死神」である異形の正体を現したがV3に撃破され、デストロンは壊滅した。
構成員
デストロンを支配する存在。その正体は異形の生物の骸骨。
自らを死神と呼んだ。
第13話から登場したドイツから来た幹部。V3の事を「カメンラ~イダV3」と独特のイントネーションで呼ぶ。正体はカニレーザー。
第31話から登場したアフリカから来た幹部。ドーブー教の呪いの儀式を行う。
部下の怪人は強力で、1号と2号がV3の応援に駆けつけた。正体は吸血マンモス。
第36話から登場したチベットから来た幹部。邪教「まんじ教」教祖。
飛行能力を持つ怪人が主戦力。正体は死人コウモリ。
第41話から登場した最後の幹部。結城丈二の右手を溶かしライダーマンを作った張本人である。
その因縁もあって二次創作では他の幹部より目立つ。正体はザリガーナ。
機械合成怪人
初期~ドクトルG編で登場していた「今週の怪人」。動物と武器あるいは道具等のマシーンを掛け合わせた怪人。
後年ジャシンカ帝国のメカシンカが同様のコンセプトで作られている。
キバ一族
キバ男爵と共に率いる結託部族。主に牙を持つ動物がモチーフ。
ツバサ一族
ツバサ大僧正と共に率いる結託部族。主に飛行能力を有する動物がモチーフであるが、バショウは気にするな。
ヨロイ一族
ヨロイ元帥と共に率いる結託部族。主に甲羅や硬い皮膚を持つ動物がモチーフ。キバ、ツバサに比べるといまいち統一感はない。
デストロン戦闘員
デストロンの戦闘員。人間の五倍の戦闘力を持つ。