概要
映画監督のジェームズ・キャメロンが原作であるSF映画『ターミネーター』シリーズの一作で、シリーズ第5作目にあたり、第1作のリブート作品でもある。
本作では、第1作目と同様に、スカイネットによる殺人機械軍と、ジョン・コナーが率いる人類抵抗軍との戦いの中で、ジョンの母であるサラ・コナーを抹殺するべくT-800型ターミネーターが1984年に送り込まれ、それを阻止するべく志願した抵抗軍兵士のカイル・リースが送り込まれる部分から物語が始まる。
しかし、本作でカイルが送り込まれた1984年は、初代作とは全く違ったものになっており、第1作を知るファンの中には驚いた人も多かったようである。
本作にはジェームズ・キャメロン監督は深く関わってはいないが、そのキャメロン監督が太鼓判を押す出来と評価しており、「最新作は私にとって『ターミネーター』の3作目だ!」「期待を遥かに超える、予想外のどんでん返し!必見の作品だ!」と絶賛している。
あらすじ
スカイネットによって崩壊した未来、殺人機械軍と人類抵抗軍の戦いに決着が付き、人類抵抗軍の勝利に思われた直後、抵抗軍リーダーのジョン・コナーは、母であるサラ・コナーを抹殺するべく、T-800型ターミネーターが過去に送られたことを知る。
これを阻止するために、ジョンは母サラを救うために過去に向かうことを志願した自身の側近であるカイル・リースを過去へと向かわせるが、カイルは過去に飛ばされる直前に、ジョンが何者かに襲われる様子を目にする。
一方、ジョンの母サラを抹殺するべく送り込まれたT-800型ターミネーターは、出会したチンピラから服を奪おうとするが、その直後に、背後からなんと自身と同じT-800型である別のターミネーターが現れる。
登場人物
- T-800/おじさん…アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)
- カイル・リース…ジェイ・コートニー(細谷佳正)
- サラ・コナー…エミリア・クラーク(藤村歩)
- ジョン・コナー…ジェイソン・クラーク(小山力也)
- オブライエン刑事…J・K・シモンズ(立川三貴)
- マイルズ・ダイソン…コートニー・B・ヴァンス(手塚秀彰)
- ダニー・ダイソン…ダイオ・オケニイ(伊丸岡篤)
- T-1000…イ・ビョンホン(阪口周平)
- T-3000…???
- T-5000…???