概要
CV:中村悠一
帝都勇盟大学の学生で、成歩堂の親友。
大学生でありながら、すでに弁護士の資格を持つ才人。
当時、まだ近代司法制度が始まったばかりで、低い立場だった“弁護士”という新しい身分を確立させて、日本の司法を革新するべく、大英帝国への留学をこころざす。
(公式サイトより)
年齢は23歳。
爽やかな性格の熱血漢で、学生にして弁護士の資格を取得したことから、学内では傑物としてその名が知れ渡っている。
頭に巻いているトレードマークの赤いハチマキは常にヒラヒラとなびいており、成歩堂によれば、彼の行くところ常に謎の熱い風が吹くという。
「日本刀は日本人の魂」という持論から、剣術の名門である亜双義家に代々伝わる名刀「狩魔」を常に携えている。
この刀はかつて戦国乱世に名匠が打ち出したもので、父の弟子の中にその名をとって姓とした者もいるらしい。
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大逆転裁判 成歩堂龍ノ介 御琴羽寿沙都 御琴羽悠仁 慈獄政士郎
以下、『大逆転裁判』のネタバレを含みます。
2話の被害者。
成歩堂を大英帝国まで密航させようとするが何者かによって殺害されてまい。それによって成歩堂が疑われてしまう。
その真相は密航した露西亜人の少女ニコミナ・ボルシビッチを匿おうとしてとった行動を
彼女が誤解したが為の事故という結果であった。
事件解決後、彼が持っていた刀「狩魔」は成歩堂に受け継がれ、成歩堂は彼の遺志を継ぐのだった。
なお、最終話の国家機密が書かれたモールス信号に「T・グレグソン」「A・サツシャア」「J・ワトソン」と言う名前に交じって「K・アソーギ」と言う名前があったが彼の名前かは不明。
以下、『大逆転裁判2』のさらなるネタバレを含みます。
『大逆転裁判2』第3話終盤にて、実は生きていたことが判明、大法廷で成歩堂たちとの再会を果たす。
2話の事件は、ホームズがある思惑を持って殺人事件に仕立て上げたものであった。
死にこそしなかったものの、意識不明の重体に陥り、そのまま香港から日本へ引き渡される予定だったのだが、その直前に目を覚まし、人知れず蒸気船を降りる。このとき、事件の影響で記憶喪失となっており、自分の素性や使命を思い出すことができなくなってしまった。
「‥‥大英帝国へ行け。
そこでやるべきことが待っている‥‥」
頭に響く圧倒的な《声》に導かれ、自分に残された2つの強力な武器の内の1つ、英国語を駆使して貨物船の船員となり、数々の港を渡りながら大英帝国へ向かった。
大英帝国に到着すると、身元不明の不法入国者として倫敦警視庁に連行されてしまったが、もう1つの武器、法律の知識が偶然にもハート・ヴォルテックスの目にとまり、バロック・バンジークスの従者として働くこととなった。
そして、3話終盤で記憶を取り戻し、成歩堂たちと再会するのだが、その後自身のもう一つの大英帝国でやるべきこと、大英帝国での父・亜双義玄真の死の真実を明らかにすることを思い出し、それを果たすべく行動を開始する。
そして、その過程でトバイアス・グレグソン殺害の犯人及び死神としての所業を罪に問うために、バンジークスを起訴し、弁護士の成歩堂を相手に検事として、法廷で戦うことになる。
ヴォルテックスからは、弁護士の戦略を知り尽くした検事、立つ席を選ばない優秀な法律家、成歩堂からも検事としても最高の切れ味と高く評価されている。
バンジークスの裁判終了後、大日本帝国に帰ることとなった成歩堂を見送るのだが、そこで自分は検事の道を進むことを告げる。
父の死の真相を追う過程で、ある人物に対して確かなる"殺意"を抱き、そこでヒトのココロに巣喰う《魔物》が自分の中にもいたと悟る。
その事実を自分の胸に永遠に刻み、《魔物》に魅入られた者たちに検事として対峙していくという自身の覚悟を示す。成歩堂と法廷で再び向き合う日のために、死神に比肩する検事になることを誓い、大英帝国に残る。