概要
CV:屋良有作(OVA)/石川英郎(『真サイヤ人絶滅計画』『レイジングブラスト2』)
ツフル人の天才科学者Dr.ライチーが発明した怨念増幅装置及び人工生命体。
ベジータ王率いるサイヤ人たちによるツフル人大虐殺の最中に密かに完成させた対サイヤ人専用マシン。サイヤ人への恨みの念波を集めて増幅し、生命体にまで進化させてゴースト戦士を作り出すことができる装置。ライチーが息絶える寸前にロケットとして宇宙へと送り出し、その後ライチーも息絶え自身もゴーストライチーとなり復讐を誓う。
『サイヤ人絶滅計画』ではその力でフリーザ、クウラ、ターレス、スラッグといった、かつての強敵たちを一欠けら残さず吹き飛ばさない限りパワーアップして復活するゴースト戦士として蘇らせる。なお、ハッチヒャック本体が破壊されない限り、ハッチヒャックの中の怨念はあの世へと行く事が出来ない。
またドクターライチーを倒すと人型の戦闘形態に変身可能になり、サイヤ人を滅ぼす意思を持ち襲ってくる。界王の説明によると、ハッチヒャックに吸い込まれたライチーの怨念エネルギーが膨大すぎたため暴走したことにより人型の姿に変身したとのこと。その強さはベジータのファイナルフラッシュが効かず、悟空、悟飯、ベジータ、トランクス、ピッコロの5人が束になってかかっても敵わぬほどであり、界王が「こんな気を見たことは無い。北の銀河は終わりかもしれん」、悟空が「確かにパワーは(一作目の)ブロリーより上かもしれねえ」と語っている。
必殺技はリベンジャーカノン。ベジータを一撃で倒すほどの強力な技だがチャージに約15秒かかり、どの作品でもその隙を付かれ敗北している。
FC用ゲーム『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』にて初登場した。またプレイディア版『真サイヤ人絶滅計画』では、分身、巨大化、さらなる戦闘形態に変身してパワーアップといった3種類の変化を見せている。その後、久々の登場となった『レイジングブラスト2』ではそれらの能力は搭載されなかったが、ACゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』ではいずれの能力も復活し、さらにバビディの洗脳によりパワーアップした「破壊王ハッチヒャック」や同じくツフル人の怨念によって生まれたベビーと合体した「ハッチヒャックベビー」などのオリジナル形態が登場する。