概要
【牙】の名において・・・死の裁きを下す。
・・・悪く思うな。byロイド・リーダス
黒い牙首領ブレンダン・リーダスの長男で黒い牙指折りの暗殺者「四牙」の筆頭。
クラスはソードマスター。 他のソードマスターと違い、東洋風の衣装でなく青いロングコートを羽織った専用のグラフィックを持っている。
『白狼』の異名をとる剣術の達人で、冷静に物事を判断し、短気な弟のライナス・リーダスと反発することもあるが、結局はライナスの方が従うことになる。 ライナス共々義理の妹ニノを可愛がり、「大人で、優しくって頼りになって、かっこよくて自慢のにいちゃん」と言われている一方、父が後妻に迎えたその母親ソーニャには気を許すことがなく、彼女にとっては牙を操る上で最も邪魔な存在だった。
組織の命令でベルンに潜入したエリウッド一行と霧に紛れて様子見で交戦するが、魔の島で組織の仲間ウハイが死に際に彼らへ助言を与えたことを知り、ブレンダンの後妻ソーニャに気をつけろとの言葉を託すと一時休戦として一行の前より姿を消す。ソーニャへの疑惑が確信的になったことにより、彼女を差し向けた裏より糸を引く黒幕を探ろうとした矢先、黒幕が放ったリムステラの襲撃により死亡。その結果、現場に残された骸を見てエリウッド一行によるものと判断したライナスが兄弟の復讐に封印の神殿で現れる。
条件次第では弟ライナスと兄ロイドの行動が逆になる場合もあるが、その場合は弟のライナスがベルンの市街で命を落とし、代わりに封印の神殿では兄のロイドが待ち伏せている。
このとき封印の神殿で交戦するロイドは敵軍全体で最高の回避能力を誇っており、その後の終章でエリウッド達の前に立ちはだかるロイドの似非人形も本人同様に相当な実力を誇るなど強敵として印象深い。
余談だが、当時ネット上でゲームを周回すれば彼を仲間にできるというデマが流行った。烈火の剣はトライアルマップが無いために彼を自キャラとして動かす方法が全く無かった故のデマと言える。
ファイアーエムブレムヒーローズ
属性 | 赤 |
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武器種別 | 剣 |
タイプ | 歩行 |
武器 | リガルブレイド(専用) |
奥義 | 氷蒼 |
パッシブB | すり抜け |
パッシブC | 攻撃の威嚇 |
2017年5月19日開始の大英雄戦にて初登場。ちなみにイベントの告知自体は3月にされていた。
シリーズ恒例の仲間になりそうでならないイケメン枠だった彼がこれでようやく正式に仲間にできることになる。また、彼の追加により「黒い牙パーティ」を作ることが可能となった。
星5で開放される専用武器が原作終章で持ってる「リガルブレイド」であるため、情報公開時に一部からモルフ扱いされたのは言う間でもない(ウルスラは終章の武器ではなかった)。しかし、この武器はHPが満タンの相手に対して自身の攻撃&速さに+2のバフがかかり、単純に武器の威力も高いため一撃が致命的となる高レベル同士の戦いでは十二分に有用な武器である。HPが満タンの状態からワンパンキルする様はまさに暗殺者と言えるだろう。
ステータスとしては魔防が高く、竜石持ちや魔法キャラ相手に対してガンガン前に出せる。反面守備は低め。またパッシブスキルが物足りなく、特に「すり抜け」が現環境では必要となる場面がないため、闘技場で使っていく場合は他のキャラからスキルを引っ張ってくるのが望ましい。競争率の高い歩行剣タイプということもあり、そのままでは立ち位置が厳しいというのが現状である。遠距離反撃を継承させれば魔法キャラを反撃で倒すことが可能になるが、所持しているヘクトル自体が貴重で強力なユニットあるため、継承難度が高い。
余談だが、漫画覇者の剣ではロイがリガルブレイドを装備していたため、ロイドを使って漫画のロイを再現できる…かに思われたが、残念ながらリガルブレイドは継承不可であった。
元ネタ
元ネタは20世紀のアメリカ映画『処刑人』。
次々と悪人を殺害していく俳優ノーマン・リーダスら演じるマクマナス兄弟がリーダス兄弟そっくり。
リーダス兄弟がファンタジー離れした洋画俳優のような見た目をしているのはこのためである。
関連イラスト
タグに関して
pixivで「ファイアーエムブレム ロイド」で検索すると同じ任天堂作品の「メトロイド」が描かれた作品が引っかかるため、タグ登録の際はこのフルネームを使うのが望ましい。