カオスドラゴンとは…
伝承に伝わる混沌の龍。
世界を越えて、すべての竜使いに恐れられる存在。
遊戯王では
「カオス」と名の付くカードとドラゴン族を集めたデッキの総称。
カオスモンスターの特殊召喚に必要な光属性・闇属性モンスターを多くデッキに投入する。
その中で《混沌帝龍-終焉の使者-》はすべてのデュエリストに恐れられていた。
パズドラでは
カラードラゴンの一種として《カオスデビルドラゴン》が登場する。
また、闇の魔剣士系統として《カオスドラゴンナイト》が存在する。
スレイヤーズでは
カオスドラゴン(魔竜王)と呼ばれる高位魔族のこと。 詳細は⇒ガーヴ
リトルマスターでは
サンサーラ・ナーガでは
サンサーラ・ナーガ、サンサーラ・ナーガ2における最強最悪の竜にして、
すべての竜使いにとっての恐怖と絶望の化身。
このドラゴンが生まれた世界は消滅すると言われる、正に禁忌の竜。
世界の平和を取り戻すために倒さねばならず、避けては通れない存在。
サンサーラ・ナーガ(1)では
カオス・ドラゴンと めが あってしまった!
ゆかが おおきく うねって
めのまえが くらくなっていく・・
八つの目を持つ巨大なドラゴン。
その眼(まなこ)に魅入られたものは正気を失い、夢と現実の境界線が曖昧になり
悪夢の世界へと引きずり込まれるとされている。
この龍を打ち倒せるものは、竜使いと強い絆で結ばれた竜が一生に一度だけ扱える
命を賭した最終奥義のみである。
…そして、この戦いを見届けた者のみが、「サンサーラ・ナーガ」の真の意味を知ることになる。
サンサーラ・ナーガ2では
アムリタ・・・・ どこにいるの? こわいよ・・・・
ひどいよ どうして そんなこと するの?
ぼくの なかに なにかが・・・・ たすけて・・・・
仔竜の背中から冬虫夏草のように八つ首のドラゴンが生えた姿をしている。尚、このヴィジュアルとの区別化を図る為か、劇中に登場する他の多頭竜(ヒュドラ)のデザインは首3つに減らされている。
余談
- サンサーラ・ナーガ(1)のカオスドラゴン戦「八つの悪夢」は、「誰とでも戦える」というシステムによって演出されている。また全ての悪夢を打ち破ってからのとどめの演出に、多くのプレイヤーが涙した。
- ループする悪夢の世界からの脱出という展開は、『ビューティフル・ドリーマー』以降の押井守監督作品のモチーフとなっている。
- サンサーラ・ナーガ2では、押井守監督は「アムリタはカオスドラゴンによってマインドコントロールされていた。」という設定を考えていたが、完成版ではスタッフとの打ち合わせにより、母性を強調した展開となった。
- 2のカオスドラゴンは冬虫夏草がモチーフだが、雑魚モンスターにも「とうちゅうかそう」がいる。また、旅の途中で出会う「銀竜」の背の大木に支えられる空中庭園。「巨大な亀」の背のシュメールの柱に八つの階層が存在するカーラチャクラ世界。と連続するモチーフが伏線となっている。