概要
秋田書店が出していた漫画雑誌「プレイコミック」にて1977年から1979年にかけて連載された。
宇宙からの侵略者・マゾーンの脅威にさらされている地球を守らなければ、と感じた宇宙海賊・キャプテンハーロックとその仲間達の、マゾーンとの戦いの日々を描いたもの。
テレビアニメについて
東映動画(現在の東映アニメーション)の手によってテレビアニメ化され、1978年3月から1979年2月にかけて、テレビ朝日系列(ただしあいつと、放送期間中にここにネットチェンジしたはずのこいつ除く)および日本テレビ系列局約7局(放送終了当時)、TBS系列局約5局、フジテレビ系列局約10局(放送当時、そのうちテレビ静岡は放送期間中にテレビ朝日系列局・静岡けんみんテレビが開局したためそちらに移管)にて放送された。なお、テレビ朝日系列局が存在したのに他系列局にて放送された例が約2例存在している(一つはTBS系列局、もう一つは放送当時フジテレビ系列局、しかも後者は静岡県の放送局の様に移管されるはずなのに移管されなかった)。
原作漫画とは一部設定の変更や登場人物の追加などがなされたが、その事をめぐって作者の松本零士が東映動画サイドと大喧嘩してしまった事がある。また、原作がマゾーンとの戦いにケリが付かないまま中断状態に陥っているのに対し、こちらはきちんと完結している。
実は視聴率ははかばかしくなく、平均6.9%、最高視聴率は10%を2回(しかもそのうち一回は最終回にマーク)、という、当時としてはかなり厳しいものだったが、アニメファンからの評価は結構高いものであった。
さらに後に本作を輸出したヨーロッパでは好評を博したそうである。
主な登場人物
キャプテンハーロック(CV:井上真樹夫、ただし第9話と10話は徳丸完)
台羽正(CV:神谷明)
有紀螢(CV:川島千代子)
ミーメ(CV:小原乃梨子)
ラフレシア(CV:北浜晴子)
まゆ(CV:川島千代子)
関連タグ
神風怪盗ジャンヌ、明日のナージャ:日本では振るわなかったが、ヨーロッパでは好評を博した東映アニメーション作品繋がり