一般的な用法は→草食を参照。
データ
| 初出 | 第5世代 |
|---|---|
| 効果 | 相手のくさタイプの技を無効化し、自分の攻撃力を一段階上げる。 |
| 英語名 | Sap Sipper |
草食系とかマジ勘弁！
概要
第5世代で追加された特性の一つ。隠れ特性（夢特性）に設定される傾向がある。
「草」を「食べる」と言う通り、草技を無効化し、その上で自分の攻撃力を上げてしまう。
所有者はウサギ・キリン・シカ2種・ウシ2種・シマウマ・ヤギ・カタツムリと、いかにもな種族が並ぶ。
しかし、第7世代に入って老龍が出てきた。ヘルシーな食生活とか、そういう意味合いなのだろうか・・・
もっともこの特性、単なる食事で済まない側面を持つ。
粉・音・ビームなど、自身に撃たれた技なら何でも口に入れてしまい、挙げ句の果てには呪術や蹴りまで平然と己の糧にしてしまうのである。これには悪食さんも苦笑い。
なお、連続技「タネマシンガン」は1発目を無効にした時点で中断されてしまうため、一度に2段階以上攻撃力を上げる事はできない。
擬似的に抵抗タイプを一つ増やせる使いやすい特性ではあるが、草技は元々半減タイプが多く、そこまで必要とされるものでもなかった。
どちらかと言うと「キノコのほうし」で猛威を振るったキノガッサ対策として注目され、それも複合タイプの格闘技は普通に通してしまう（しかも所有者にノーマルタイプが多いため抜群で入りやすい）事から安定はしなかった。
第6世代に入ると、くさタイプ全体が草の補助技を無効化できるようになったため、活用の機会はますます減っている。
ただし、さかさバトルでは事情が大きく変わる。
普段とは逆に、草技が多方面に抜群を取れる強力な攻撃技となる事から、それを防ぐためにこの特性を持つポケモンの需要も高まる。特にヤギさんは種族単位で大量発生とも言える急増をした事があり、ポケモンバトルがメタゲームである事を改めて教えてくれる興味深い特性となっている。