概要
CV:島田敏
TVアニメ『ドラゴンボール超』宇宙サバイバル編に登場するキャラクター。
第11宇宙の平和を守る「プライド・トルーパーズ」のメンバーであり切り込み隊長。
光速をも超えた素早い身のこなしを得意とする「超速の戦士」。
トッポら他のメンバー同様、悪を許さぬ性格で悪人相手に容赦することはない。
また自身のスピードには絶対の自身を持っており、それにより大柄な態度を取ることもある。
破壊神ビルスと似た容姿をしているがこれといった繋がりはなく、ビルスが猫に似ているのに対し、ディスポの場合は歯が出っ歯になっており、どこかウサギのような印象を与える。
またビルスに似ている事から彼とよく喧嘩をしているシャンパはその容姿に不快感を覚えており、「ビルスとあいつは古臭いソース顔」と述べている。
服装はチームの赤と黒のユニフォームを着用し、普段着は茶色いスーツを着用している。
名前の由来はキッチン用品の「ディスポーザー」からだと思われる。
戦闘力
チームの中では切り込み隊長の座に付き、その中で身に着けた「瞬間的に移動速度を数千倍にアップさせる」能力を駆使し敵を追い詰める。そのスピードは破壊神や全王ですら目で追えない程で(天使は「なんとか」見えるらしい)、トッポからは「音速を超え光速をも超えた超速の戦士」と評されている。
また能力抜きの素の戦闘力も高くヒットや超サイヤ人ゴッドの悟空ともある程度渡り合える実力を持つ(ゴッド状態の悟空が瞬間移動をする暇すら与えない)。その他にも聴覚が非常に優れており、周波数から聴きたい音だけを選び、その音で相手の動きを予測する事を得意とする。
ただ自身の能力に過信しすぎるあまり、動きが直線的になったり油断して隙を見せることも多い。
必殺技は両手から放つエネルギー波「ジャスティスクラッシュ」やライダーキックのような「ジャスティスキック」、協力技にはカーセラルと共に放つ「ダブルキャノンマキシマム」を持つ。
活躍
宇宙サバイバル編の第85話で初登場。
他の星々を侵略する巨大生物アラグネとそれを従えるドラキヤ星人と単身対峙しで素早い身のこなしで彼らを翻弄。途中、油断してアラグレの触手に捕まり食べられそうになるがトッポとカーセルの援護により抜け出す。そして最後は二人と協力し「ダブルキャノンマキシマム」でアラグレ達を葬った。
その後トッポから力の大会開催を聴き第11宇宙の代表選手として出場を決める。
そしてその力の大会では中盤ヒットと衝突。光速をも超えるスピードと優れた聴覚を駆使し、筋肉動作が発する音からヒットの動きを読み、さらに「時飛ばし」まで破り追い詰めていく。
そして遂に武舞台の端までヒットを追い込みとどめを仕掛けるが、ヒットが時飛ばしのパラレルワールドに移動したことで体が透け、逆にディスポ自身が武舞台から落下してしまう。そのまま敗北と思われたが、同じくプライド・トルーパーズのメンバーのクンシーの気のロープにより救われ、今度は彼と共にヒットに攻撃をしかける。
だが今度は超サイヤ人ゴッドになった悟空が助けに入りこれを阻止。ゴッドとブルーを使い分けた悟空の戦法や、フェイントをかけ動きを読めなくしたヒットの作戦により今度はディスポ達が追い詰められていく。そしてクンシーがディスポを逃がす為、単身ヒットに突撃。結果、クンシーはヒットにやられディスポは一旦身を引くことになる。
その後ジレンとトッポと行動を共にし、途中ジレンが第3宇宙のマジ=カーヨに狙われジレンに変わって彼の相手を務める。マジ=カーヨとの戦いでは先の戦いもあってかトッポに油断するなよと警告されるが、彼の特徴的な体の攻撃は見抜けず「ジャスティスクラッシュ」で倒したと油断し「ジャスティスキック」で近づいた所を体半分取り込まれ拘束されしまう。そして彼のハサミに変形させた手でその大きな耳を切断されそうになるが、ジレンが動き出し動揺している隙にエネルギー波を放ちなんとか拘束を逃れる。
さらにジレンは悟空と衝突しディスポはトッポとともにそれを観戦。途中悟空が身勝手の極意に覚醒した際にはトッポと共に立ち向かうも軽くあしらわれジレンに攻撃を止めるよう指示される。その後ジレンは悟空を破りさらにヒットを脱落させると瞑想に入りディスポとトッポに後を任せる。
余談
CVを務める島田敏氏は同作品の『Z』でブロリー役や西の界王役、『GT』でスー五郎役やソンパラ役を務め、さらに近年では『改』で地球の神役やバビディ役、一部ゲームでピッコロ大魔王役を務めたりと多数の役を務めているが『超』での参加はこのディスポ(及びカンパーリ)役が初となる。