最終戦艦withラブリーガールズ
さいしゅうせんかんうぃずらぶりーがーるず
概要
日本での艦これブームにインスパイアを受ける形で作成された艦船擬人化ゲームの1つで、韓国では2017年1月18日に配信を開始。以降、7月から9月にかけて中国大陸、日本、台湾および香港・マカオの順に配信を開始した。iOS/Android対応で、対象年齢は12歳以上。韓国のGoogle Playでは100万ダウンロードを達成している。
登場する艦船は50種類強と同じ艦船擬人化ゲームの『戦艦少女』や『アズールレーン』に比べて少なめだが、全キャラクターが3Dモデル化されているのが特徴。また、恋愛シミュレーションの要素を強く打ち出しており全キャラクターに温水プールのデートイベントがあるため、水着のイベント画像が完備されている(潜水艦は通常の衣装が競泳水着のため温水プールではセパレート型に着替える)。
敵艦船との戦闘は「短冊型」ではなくGamepubが韓国版ローカライズを手掛けているリアルタイプの海戦SLG『戦艦帝国』に近いRTS方式を採用しており、3Dで描き込まれた(擬人化されていない)艦船同士の砲撃が展開される。敵艦船へダメージを与えることによってスキルゲージが蓄積されて行き、スキル発動時に艦船が擬人化されたキャラクターへ変形する演出が大きな特徴。中文版では擬人化された艦船を指して「艦姫」と呼んでいるが、日本版と韓国版では特に決まった名称はない。他の艦船擬人化ゲームと比べて課金要素が強いので、目当ての艦姫がいる場合は要注意。
声優は日本語版と中国語版のどちらも日本語の音声が収録されているが、キャスティングはそれぞれ異なっている。例えば大和は日:加隈亜衣/中:今井麻美、ミズーリは日:渕上舞/中:内田彩、ビスマルクは日:高橋李依/中:井澤詩織である。韓国版では日本の声優でなく、現地でキャスティングされた声優による韓国語の音声を使用している。
リリース後の反響
韓国で公式配信された艦船擬人化ゲームは本作が最初であり、2018年3月に『アズールレーン』が進出するまでは唯一のタイトルだった。韓国のプレイヤー間では、後述の一覧で見られるように(第二次世界大戦当時の朝鮮半島は日本の統治下だったため、韓国海軍は存在しなかったが)営業上の理由からゲームオリジナルで架空の艦船を登場させていることに賛否がある。
- 駆逐艦の「ミリネ」は当初「李舜臣」と名付ける予定だったが、韓国海軍の現役駆逐艦で使われていたため無関係な名前に変更された。ただし、中文版での名称は「李舜臣」である。
- 駆逐艦の「九尾狐」はリリース前のオリジナル艦デザイン募集の入賞作で、日本版では「アンナ」に改名されている。
- 潜水艦の「チュニャン」(춘향)は中文版の日本語音声では「春香」を訓読した「はるか」と名乗っているが、日本版では「ローズ」に改名されている。
簡体字中文版のタイトルは『艦姫』だが、タイトルが類似する『艦姫GO』(後に『艦娘出撃』へ改題)や『艦姫天使』『艦姫収蔵』等のゲームとは一切関係ない。2018年3月1日には、前年に『アズールレーン』が露出度の高い着せ替えを販売していたことを理由に政府から罰金の支払いを命じられた余波を受けて本作でも一部の着せ替えが販売中止もしくは画像差し替えとなった(簡体字中文版以外では特に変更無し)。
日本版は配信開始の1ヶ月後に『アズールレーン』がリリースされて爆発的な人気を博しているので「タイミングが悪かった」と言われることもあるが、ゲーム性は大きく異なっているためある程度の棲み分けは出来ている模様。アプリゲームで言われる「100日の壁」は突破しているので、一定の支持は存在するとみられる。
台湾・香港の状況については個別タグの請命令!提督SAMAを参照。
登場艦船
現時点では、他の艦船擬人化ゲームのような個別記事は作られていない。
艦籍 | 戦艦 | 空母 | 巡洋艦 | 駆逐艦 | 潜水艦 |
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日本 |
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アメリカ |
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イギリス |
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ドイツ |
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フランス |
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イタリア |
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ソ連 |
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韓国 |
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中国(※4) |
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台湾(※5) |
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