血統:ヘズル傍系(「聖戦」では父親によっても変化)
概要
ノディオン王国の王女で、ラケシスの娘にしてデルムッドの生き別れの妹。頭に羽飾りを挿した金髪の少女。
生まれてすぐにバーハラの悲劇から生き延びた母ラケシスとレンスターへ逃れた為、既にセリスたちと共にオイフェやシャナンに預けられていた兄デルムッドとは17年もの間、面識がなかった。その後レンスターが滅亡し、3歳の時に母が兄を迎えに単身イード砂漠に入って行方不明になってからは、レンスターの騎士フィンによって、各地を転々としながら育てられた。
フィンの主君リーフとは、ほんの幼い頃から一緒にいる幼馴染であり、兄のような存在でもある。同じ王族の彼を様づけで呼んでいる。
また自分を置いて行方不明になった母に対しては、内心では複雑な思いを抱いている。
聖戦では第2部の7章でリーフ、フィン共々セリス軍に加入し、父親がフィンの場合は親子会話がある。
リーフ王子、主人公のセリス皇子、従兄のアレス王子との間に恋人会話が発生し、アレスとの会話では本作の一部の恋愛観を象徴するかのような台詞がある。
外伝ではフィンの娘ということになっている。専用武器は伯父エルトシャンが母に授けた大地の剣。
冒頭からさらわれて人質となるが、敵をして「辺境にありながら気品を失っておらぬ」と言わしめた。また、吟遊詩人ホメロスにナンパされた際、ビンタ→説教→涙のコンボで彼を自軍に引き入れている。
『覚醒』におけるクラスはトルバドール。ただし仕様変更で剣が使えなくなっている。
「ヒーローズ」でも杖使いとなっている。