心変わり
こころがわり
心変わりとは、心が他に移ること、もしくは心が正常の状態でなくなることを指す日本語。また、その意味をベースにした『遊戯王』シリーズのカードのこと。
通常魔法カードで、『相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る』という効果を持つ。登場は1期第五弾と非常に古く、効果対象にもコントロールの内容にも何の制約も無い上、ノーリスクであることから、コントロール奪取カードの開祖にして最高峰といえる。効果は1ターン限りとはいえ様々な局面で使用できるため非常に強力で、禁止カード制導入に伴い、サンダー・ボルトらと共に一番最初に禁止指定されてしまった。半年後に一度は現役復帰したが、下位互換である『洗脳-ブレインコントロール』の登場と共に再び禁止カードになった。
なお『洗脳-ブレインコントロール』も禁止カードとなった期間があったものの、エラッタにより最近になって復帰(変更点として通常召喚可能なモンスターに限定という制約が追加された)。『洗脳-ブレインコントロール』すらエラッタがされる程なので、現在は復帰の可能性は限りなく0に近いと思われる。
イラストは両手でハートを抱えた少女だが、中央に線が引かれ、それを基準に向かって右側が天使、左側が悪魔を示唆するデザインになっている。
アニメでは闇バクラ、海馬乃亜などが使用し、この時は永続的にコントロールを得る物だった。ちなみにどちらも対闇遊戯戦である。
また、原作やアニメでは上記の『洗脳-ブレインコントロール』がOCGにおける心変わりと同じ効果になっており、主に闇遊戯が使用していた。