概要
ウィザードリィ外伝 女王の受難のラスボス。失踪した女王アイラスの姉である。失踪した理由は世界を破壊するため。なぜ破壊する必要があるのかなどは語られない。
外伝Iについて
『ウィザードリィ外伝I ~女王の受難~』(SUFFERING OF THE QUEEN)は、1991年に発売されたゲームボーイ専用カートリッジ。発売元はアスキー、開発はゲームスタジオ。
モンスター及びキャラクターのデザインは池上明子が担当。シリーズ常連のモンスター(後述のディンクを含む)は末弥純のデザインを踏襲しつつ、新規に描き起こしている。
1993年、高井信によるノベライズ版『女王アイラスの受難』が株式会社アスペクトからログアウト冒険文庫で発表されている。
後にネザードメイン(Nether Domain)#2としてリメイクされている。
外伝Iは正伝に対するサイドストーリーとしての性質が強調されており、ゲームシステムは#5をベースとして、ストーリーは#2の後日談、ダンジョンはFC版Ⅲ(#2のアレンジ版)のものがベースになっている。
ウィザードリィ外伝シリーズに関しては当該記事を参照。
ストーリー
新女王アイラス即位の3日後に姉・ソークスが失踪、リルガミン全土に厄災が巻き起こり、王国を護る精霊の神器『ニルダの杖(STAFF of GNILDA)』の輝きも失われ、とどめとばかりにタイロッサムが造反し、『ダバルプス(Davalpus)の呪いの穴』に立てこもり魔物たちを召喚し始めた。
立て続けに災難に見舞われた若き女王アイラスは、城下に触れを出し、冒険者を募った…
『旧王宮の地下に身を潜め、王国に害を為す、不届きなる反逆者タイロッサムを討伐せし者には、名誉と褒美を授ける。』
これが外伝Iの始まり。
タイロッサム
リルガミンの宮廷魔術師であり、ソークスとアイラスの教師でもある。
この大それた反逆者のじいちゃんをやっつけることが、プレイヤーの最初の目的になる。
ディンク(Dink)
#2の地下一階~二階に出現するモンスター・ディンク(不確定名『ちいさなとしおいたおとこ(Little Old Man)』)が、今回はNPCとして登場。
宝箱を売ってくれる他、宝箱に罠を仕掛ける職人でもある様子。宝箱の罠はどんな凶悪なモンスターよりも多くの冒険者の命を奪ってきたが、それもこれもこのじいちゃんの仕業らしい。このやろう生かしちゃおかねぇ!
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