概要
1.規模が大きな森。大森林とも。
上空から見たらちょうど緑の海が広がっているように見える。
なお、同じような景色が延々と続くため(起伏が激しい所は、そもそも「海」のようには見えない)、道路から外れたりすると、コンパスも地図も持っていないと遭難する。
また、自殺の場所に選ばれることもあるが…
自分の死体を鳥や獣、虫にむさぼり食われるうえ、地元住民の迷惑になるのでお勧めできない。
3.『勇者であるシリーズ』に登場する異空間。
バーテックスの襲来と共に神樹が発動させる防御結界であり、これが展開される事を樹海化現象と呼ぶ。通常の手段で観測する事はできないようで、通常のカメラでは内部で写真を撮っても現実世界しか映らない(たとえそれが勇者システムの端末であっても)。
発動の際はまず時間が止まり、その後世界が色とりどりの植物の根やつるで覆われる形で展開される(覆われるのは陸地だけで、海はそのまま残る。瀬戸大橋も橋の部分だけ覆われる)。
これによりバーテックスを隔離する事自体はできるが、内部の被害は事故や災害という形で現実世界に影響が出てしまう。また、四国に恵みを与えている神樹が身を削って展開しているため、長時間の展開は四国の環境にも影響が出るリスクがある。
勇者は専らこの空間の中でバーテックスと戦うため、勇者が持つ端末には樹海化を知らせる「樹海化警報」の機能がある。これ自体は普通の人でも聞こえるため、授業中に鳴りだして怒られてしまうという一幕が『結城友奈の章』第一話にある。なお、戦闘が終了すると勇者は元いた場所に最も近い祠に転送されるが、勇者が望めば(例え樹海にいない者であっても)ある程度移動先を指定する事ができるようだ。
なお、この樹海の存在により勇者の戦いが一般に見られる事はない。
『花結いのきらめき』では、イベントに応じて樹海にカボチャがぶら下がったり、クリスマス飾りや正月飾りがついたりと(いろいろとおかしな)変化を見せる。また、雪が降った影響で樹海も寒くなった事がある。また、カメラに写らないことをよりによって夏凜がすっかり忘れて写生大会の題材にするために写真を撮ったものの、勇者服の風が普通の風景に写っているだけの写真が撮れただけという完成型勇者にあるまじき失態を犯したこともある。
『勇者の章』最終回では神樹の寿命が迫っていた関係で、襲来した天の神に対して樹海の展開が遅れ、その姿が多くの人々に目撃される事になった。また展開後は樹海が壁の外と同じ火に次第に呑まれていった。さらに展開中も現実世界の動向が連動して描かれるなど時間が止まっていないような描写も見られた。
なお、『刀使ノ巫女』のコラボイベントでは、勇者ではない巫女達が樹海に紛れ込んでしまい、勇者部一同に逆に不思議がられるという一幕があったことから、一般人が樹海に紛れ込んでも動くことができない可能性がある。
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樹海の王 空を揺るがす樹海の王 ウングリュックの樹海 樹海奥底 【電脳ノ樹海】