概要
初出は時のオカリナ。
褐色肌と赤髪が特徴だが、姫川明版の漫画ではナボールとガノンドロフを除き白い肌をしていた。トーンがめんどくさかったのだろうか。二刀流の剣技を得意としており、二刀を使って攻撃と防御を行う他、回転斬りとジャンプ斬りを組み合わせたような強力な必殺技を放つ。
盗賊をし生活する砂漠の民で、100年に一度生まれるとされる男性1人が王となり、それ以外のほとんどが女性で構成されている。
「だったらすぐに代が途絶えるじゃないか」という突っ込みが返ってきそうだが、ゴシップストーンによると「ゲルド族は時々ハイラルの街にボーイハントしに来るらしい」そうである。なんちゅう肉食なねーちゃんたちだ。
全体的に鼻がとんがっていて顔もかなり化粧が濃いなど「未開の部族」っぽいのが特徴だが、姫川明版ではかなり美人にアレンジされている。
ブレスオブザワイルドにも登場。ハイラルの南西の砂漠地帯の中心「ゲルドの街」に住む民族。
族長はルージュ。100年前にリンクと共に厄災ガノンと戦った英傑ウルボザもゲルド族である。
基本的な容姿はあまり変わっていないが、長身で腹筋が6つに割れており屈強な女性という出で立ちである。時のオカリナでは二刀流と流鏑馬を戦闘の主流とする一族だったが、こちらは特にそういったものはなく様々な武器をそつなくこなす。また過去作と違って賊っぽさは微塵もない。ゲルド族特有の言語が存在しており、男性を「ヴォーイ」、女性を「ヴァーイ」と言う。
彼女らの住むゲルドの街は男子禁制の地であり、英傑のリンクでも女装でもしない限り中に入ることは許されない。そのため、婿となるヴォーイに会うため年頃のゲルドヴァーイは街を出て旅に行く風習がある。街中では理想のヴァーイになれるよう宝石店や料理教室、エステがありますます肉食系になっている。
ちなみにゲルド族のキャラクターの名前は化粧品が由来となっている。
代表的なキャラクター
大魔王ガノンドロフ
男として生まれ、ゲルド族の王となった魔盗賊。
後に力のトライフォースを手中に収め、大魔王ガノンドロフとなる。
何度倒されようと復活し、ハイラルを我が物にせんとする強大な野心の持ち主。
力のトライフォースを開放、または力の暴走により魔獣ガノンに変身する。
ツインローバ
ガノンドロフの育ての親である双子の老婆。炎の魔道士がコウメ、氷の魔道士がコタケ。
時のオカリナにおいて魂の神殿のボスとして登場。第二形態では合体して巨大な美女の姿となる。
ふしぎの木の実の時代においても、ガノン復活のために異世界ホロドラム・ラブレンヌで暗躍する。
ナボール
ガノンドロフに不信感を抱く女性。
時のオカリナの子供時代、リンクに魂の神殿に眠る宝(シルバーグローブ)の入手を依頼する。
だがツインローバに洗脳されてしまい、7年後の世界においては魂の神殿の中ボスとして立ちはだかった。
後に魂の賢者として覚醒、時の勇者をサポートする。
ウルボザ
ブレスオブザワイルドの時代より100年前、神獣ヴァ・ナボリスを操り厄災ガノンに立ち向かったゲルド族の英傑。
しかしガノンの分身によって殺されてしまい、その魂は100年もの間、ナボリスの中に閉じ込められていた。
後にリンクによって開放され、彼に自身の能力『ウルボザの怒り』を授ける。
ルージュ
ブレスオブザワイルドの時代におけるゲルド族の族長。
先代族長である母親を失い、幼くして族長の座を継ぐ事になった。
リンクと共に厄災ガノンの手に墜ちた神獣ヴァ・ナボリスに立ち向かう。
関連イラスト
関連タグ
ゼルダの伝説 時のオカリナ ムジュラの仮面 ブレスオブザワイルド 盗賊