しょうけらは日本の妖怪である。
本項では漫画「ぬらりひょんの孫」の登場人物についても説明する。
しょうけら
概要
「百怪図巻」「画図百鬼夜行」等に描かれている妖怪。屋根の上から家の中を覗き込む怪物。
人間の身体の中には「三戸」という虫がおり、庚申の夜になると人々が眠っているうちに天に昇り、人々の罪を天に申告して寿命を左右するとされる。しょうけらは庚申の夜を監視、あるいは、眠らない人間に害を与える存在であるようだ。
三戸そのものだという解釈もある。漢字で表記すると「精螻蛄」。
「ぬらりひょんの孫」のしょうけら
基本情報
性別 | 男 |
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年齢 | 不明 |
誕生日 | 10月18日 |
身長 | 185cm |
体重 | 74kg |
概要
羽衣狐に仕える京妖怪の幹部。気障で大仰な言動が多いナルシスト。聖職者のような衣装に身を包んだ長髪の美青年に化けているが、その正体は様々な昆虫を混成したような怪人(キメラ)。蟲系妖怪の部隊を率いる。
本作品におけるしょうけらは、「神の使い」を自称し、人々を断罪しようとする狂信者として描かれている。羽衣狐に忠誠を誓い、畏敬を込めて「闇の聖母(マリア)」と呼んでいる。性格的にソリが合わないのか、同僚の茨木童子とは対立していた。1000年前の京妖怪の回想ではしょうけらの姿を確認できないため、後から京妖怪に加入した可能性がある。
花開院本家を襲撃し、陰陽師達に多大な被害を与えるが、花開院本家に滞在していた清十字怪奇探偵団を手にかけようとしたことで青田坊の逆鱗に触れる。青田坊の渾身の一撃が頭部にクリーンヒットし、その場で撃破された。
武器・能力
ロザリオ(十字架)が変化した十文字槍がメイン武器。日本刀を使っていた時期もあった。
正体を見せてからは、触腕の先端に備わった鋭利な爪(しょうけらによれば罪人を刺す針)も攻撃に使用。
光を発する能力を持っており、「ひかりあれ」の言葉と共に強烈なフラッシュで敵を怯ませ、その隙に襲い掛かる。
花開院屋敷を十字状に爆破する広範囲攻撃も披露したが、光をビームのように放ったのか、槍から斬撃を飛ばしたのか、この技の詳細は不明である。
関連タグ
キャラクター