フォルセティ(Forseti)とは
北欧神話のフォルセティ
北欧神話における司法神。アース神族で、バルドルとナンナの息子。正義、平和、真実を司る。
グリトニル(古ノルド語: Glitnir、ドイツ語: Glastheim ;「輝くもの」という意味を持つ)と呼ばれる彼の宮殿は、黄金の柱と銀の屋根でできており、その輝きは遠く離れた所からでも見えたという。 さらに『ギュルヴィたぶらかし』には、もめ事を持ってきた者がこの場所で全員和解して帰って行くことから、グリトニルが神々や人間にとって一番良い法廷であると書かれている。
フォルセティはアースガルズ中で最も賢明かつ雄弁な神であると考えられている。父バルドル同様、平和を愛する優しい神であったので、彼の裁きを受けた者は、彼の判決に従う限り、安全に生きることができた。
フォルセティは大変尊崇されていたため、非常に厳粛な誓いを立てる際には、彼の名前を以て誓うこととされていた。
(wikipediaより引用)
『聖戦の系譜』および『トラキア776』のフォルセティ
風魔法フォルセティ
物語の舞台であるユグドラル大陸の北方に位置する国・シレジア王国を治めるシレジア王家に伝わる魔道書であり、神器(かつて伝説の英雄たちが用いた武器の総称)の1つ。 シレジア王家の始祖・セティの血を引く者の中でも体に聖痕が現れた者にしか使えない。フォルセティの継承者は代々シレジアの王として国を治めた。
『聖戦の系譜』で使用できるのはレヴィンと、レヴィンが父親だった場合のセティ、アーサー、クラスチェンジ後のコープルのみ。発動時の強烈な効果音と共に画面を覆い尽くす碧色の烈風が、プレイヤーに強いインパクトを残す。
性能は攻撃力30。重さ5。装備すると素早さ+20・技+10のステータス補正がかかる。
装備者に破格の回避率と攻撃力(魔法防御の高い敵ユニットが少ないおかげで、物理攻撃系の神器よりも体感的な威力は高い)をもたらし、ぶっちゃけた話をするとゲームバランスをもその暴風でブッ飛ばすかの如く強い。
難点は使用回数を回復するための修理費用が超高いので、調子に乗って使いすぎると経済を圧迫することだが、これは他の神器にも言えることではある。
『トラキア776』ではセティ専用装備。攻撃力20。重さ6。装備すると素早さ・技+20。歴代有数の高難易度作品と言われる本作においてもやっぱりチート同然な強さを発揮してくれるが、プレイヤーが実際に使えるようになるのはかなり終盤。
風神フォルセティ
かつてダーナ砦に降臨したと伝えられる十二の神のうちの一人。
十二聖戦士の一人・風使いセティと血の盟約を結び、風の魔法「フォルセティ」の魔道書を与えたと伝えられる神。青年の姿をしているといわれている。
フォルセティは十二柱の中でも最も年若い神であり、そのためユグドラルの人々に情が移ってしまった。そしてその行く末を見守りたいと願うあまり、「人と関わってはならない」というナーガの戒めを破ってしまう。彼は魔道書の力の源たる竜玉に己の力のみならず、己の意志をも密かに込めた。故に、フォルセティの力を受け継いだものは例外なく、彼の意志をもその心に受け継ぐことになる。