茨木童子(水着)
もっとあそびたいいばらきどうじ
概要
2018年の水着イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」にて、ランサーにクラスチェンジした茨木童子。
持っている槍からは「吾はもっと遊びたい」という字が書かれたのぼりが垂れ下がっており、彼女のやりたいことがあからさまにバレバレとなっている。
また、南国の陽気に浮かれているせいか、霊基再臨が進むごとに祭りっぽさが上がっていく。
人物
比較的いつも通りの茨木童子に見える。
本人的にもそれほど変わったつもりはない模様。
端から見れば「多少機嫌がよくなっている」かどうか程度のものであり、それを指摘しようものならまず間違いなく噛み付かれるのだろうが、これが不思議と酒呑童子にかかれば
「ずいぶんうきうきして、もじもじして、 まあ、童みたいで可愛らしいなぁ。そないに海好きやったん?」
となり、茨木も噛み付かない。
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | B+ | A | D+ | D | B | B |
スキル
スキル名 | 備考 |
---|---|
鬼種の魔(水)(A) | 鬼の異能、魔性を現すスキルが変質したもの。魔力放出の性質も『水』となっている。それはもう河童なのでは? 茨木は訝しんだ。霊基が変わったせいだろうか?いや待て。そういえば夏の少し前、酒呑童子に骨か何かをゴキリメキメキと弄くられたような気がしないでもなく、あれ以降なんだか体の調子が変わったような気が……なんであれ、酒呑のくれたモノであれば悪くはなかろう!とにっこり笑って思う茨木である。よかったね。 |
吾はまだ帰らぬ!(B++) | 仕切り直しスキルがまさかの進化を遂げてしまったスキル。夕暮れになってしまったけれど、まだ宿には戻りたくないし、もっと浜辺で遊んでいたい。暗くなっても遊びたい。でも、皆が帰るなら帰るより他にない。ひとりで遊ぶのはあまり楽しくない……。そんなやるせない茨木の気持ちが顕れている。 |
サマータイムトラブルガール(A) | 詳細不明。 |
狂化(D) | 筋力と耐久力のパラメーターをランクアップさせるが、理性を奪われる。霊基が変わっても残ってしまったバーサーカー時のクラス別スキルだが、鬼としての種族特性とも合わさったモノであるため、例外的に制御が可能。制御中は理性が存在し、落ち着いて会話もできる。 |
対魔力(C) | 魔力に対する耐性。 |
愚神礼讃・一条戻橋(エンコミウム・モリエ)
- ランク:B++
- 種別:対結界宝具/対軍宝具
- レンジ:1〜40
- 最大捕捉:100人
五本に分裂した炎の槍が一つの拳として集結し、対象の防御効果や結界の類をぶち抜いて夜空へとかち上げる、ランサー茨木童子の全力攻撃。
羅生門での出来事……ではなく、一条戻橋での出来事を思い出しながら怒り心頭になることで血脈を励起させ、対象の魔術的防御をたちまち砕く。
生前はこの力によって憎き綱の物忌を破り、切り落とされた自身の腕を取り戻したという。
宝具名称は、和風読みであれば「ぐしんらいさん・いちじょうもどりばし」。
『愚神礼讃』とはルネサンス時代において、オランダの文人エラスムスが記した著作であり、『エンコミウム・モリエ』はラテン語の原題である。
内容は、痴愚=愚かしさを司る女神が、この世にどれほど痴愚が満ちあふれているかを延々と並べ立て、それらが自分の力の成果だと自画自賛する、というもの。
当時の教会権力の腐敗に対する風刺文として名高いが、肝心の茨木童子の出自や逸話とは欠片も関係ない。
ではこの名称がどこから来たのかというと、ルルハワで絶賛、邪鬼眼を開眼させている黒い水着聖女が考案したのを気に入った為。
酒呑童子からは『大江山・大花火』という呼称も頂戴しているのだが、本来の宝具名は『物忌破り・一条戻橋』 。
ちゃんとした宝具名が別にあるにも関わらず、ノリと勢いで叫んだ言葉で真名解放できている辺り、ゴールデン理不尽に通じるものがある。
関連人物
水着がないことに苛立ちながらルルハワを放浪していた茨木の霊基をいじり水着を与えた人物。彼女にのせられるまま好き放題暴れまわるが、最終的に食べ物で釣られ主人公のもとに戻る。
宝具の命名者。
もはや切っても切り離せなくなりつつあるイベントでの宥め役。暴れている間は「肉なんぞ!」と言いつつ甘味ばかりで食傷気味だった茨木を、生前縁のなかった丁寧に下拵えした焼肉の旨さで懐柔した。
激戦区である単体Buster宝具の和製水着ランサー枠、それも燃焼系角っ娘バーサーカーからの転向という深刻なキャラ被りに物申してきた相手。茨木も負けじと『吾の宝具の方がネアカ』と言い返して一触即発の事態に。結局茨木は夜空の花火、きよひーは地上の焼肉に住み分けがなされた。