概要
ウルトラマン80に登場した防衛チームで正式名称は「Utility Government Members」。シルバーブルーメによって壊滅したMACに変わって活動していた地球防衛軍(UNDA)が再編され、各支部における怪獣・怪奇現象専門チームとして結成された。カナダ、アメリカ、北ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、アジア、極東(日本)、オーストラリア、アフリカに基地が存在する。
MAC壊滅と共に、それまで入手していた異星のオーバーテクノロジー(ZATの重力コイル等の後のメテオールと呼ばれる物)の運用ノウハウが一時的に喪失した為、既存テクノロジーを中心に戦力組み立てられている。
ブラックスターと円盤生物がウルトラマンレオに撃破されてから5年もの間、地球怪獣の出現が無く、宇宙人や宇宙怪獣の襲来も無かった為、当初の極東エリアは実戦経験があるのがオオヤマキャップのみという現状であったが、次第に経験を積みマーゴドンを80の力を借りずに倒すことに成功する。
マーゴドン撃破後には再び怪獣の出現が無くなり(地球側に確認されていないだけでヤプールが復活してUキラーザウルスを送り込んで来た他、冥王星に侵略宇宙人が度々襲来していた)、UGMは解散。地球防衛軍も10年後GUYS に再編されたことでその役目を終えた。
※よく歴代防衛チームでは前組織であるMACが殉職率トップだと思われがちだが、組織全体の死亡率が歴代トップなのはUGMである(後述の一般隊員の戦闘機が毎度5機近く爆散している為)
極東エリア基地
神奈川県厚木市郊外に建設された基地で二千名もの隊員が勤務している。MACステーションにおける反省からか、現実の軍事基地の様な質実剛健な造りになっていたが、14話にてザルドン襲来時のテレポーテーション光線で基地の一部が消滅、以降は上空から見るとUGMの文字をかたどった建物に変更され、25話でアルゴンと円盤に直接侵攻を受けたが凌いでいる(20話でオコリンボールの分裂体に侵入されて基地職員が多数殉職しているが)
UGM隊員
隊長 オオヤマ一樹 副隊長 イトウ順吉
隊員 矢的猛 星涼子 ハラダ時彦 タジマ浩 城野エミ イケダ登
ユニホーム
男女共通のデザインでオレンジ色のテカテカしたスーツと、見習い隊員用の赤のスーツの二種類がある。
航空戦力
スペースマミー
UGMが誇る超大型戦闘母艦。内部にシルバーガルやスカイハイヤーを格納できる。
一般市民にも広く知られ、宇宙空間でも航行可能だが、艦載機は宇宙では使えない。
スカイハイヤー
主力戦闘機。劇中では使用していないが戦車にも変形可能。
シルバーガル
分離機構を備えた大型戦闘機。この機体を利用した戦法「フォーメーションヤマト」は後のウルトラマンメビウスにおけるCREW GUYS JAPAN のメンバー達に受け継がれた。
劇中では使用されていないが救助用のマニュピレーターが内蔵されている。
地球防衛軍戦闘機
一般隊員が乗る量産型戦闘機。毎回3~5機ぐらいが出動し、MAC同様にパイロットごと撃墜されるのでUGM極東エリアの殉職率を高めている最大の要因である。
エースフライヤー
上記の防衛軍戦闘機の改造機、イトウチーフがよく搭乗する。
地上戦力
スカウターS7
パトロール車両