レオブレイズ
れおぶれいず
スペック
概要
ブロックスの中では最初期にロールアウトした機体の一つ。バン・フライハイトが搭乗したシールドライガーのデータを基に、シールドライガーの簡易量産化を目的としてシールドライガーブロックスが生まれたが、当初の構想にあったような量産化には至らなかった。しかし、ヘリック共和国はライオン型ゾイドのデータに恵まれていたこともあり、シールドライガーブロックスのデータを活かして生まれたのがレオブレイズである。言わば、ブレードライガーブロックスといったところか。
射撃武装は一切装備されておらず、尾部のザンブレードやストライクレーザークローを用いた白兵戦に特化した機体構成となっている。ブレードは、サイズの関係からか尻尾そのものがブレードであるザンブレードとなっているため、これまでのブレードを持つ四足獣型とは使い勝手が異なる部分もある。尻尾そのものがブレードになるという系統の最初の種類でもあり、後に本機のコンセプトとチェンジマイズの機能を受け継いだ後継機、レオストライカーが開発される。
『ゾイドフューザーズ』では
劇中では主人公のRDが所属するチーム・マッハストームが保有。長らく専属のパイロットがおらず放置されていたが、その後マッハストームに拾われた少年マットの乗機となる。
だが、初陣でチーム・サベージハンマーのバートンが駆るロードゲイルに襲われた際は、搭乗者のマットがZiファイターとしての経験がない事もあってかろくな抵抗もできないまま激しくダメージを受けた末に救援に駆けつけたRDによって事なきを得るという散々な結果となってしまった。
その後もマットを懐柔してレオブレイズを強奪したサベージハンマーの一派・クラッシャーズによってマトリクスドラゴンへのユニゾンに利用されてしまい、サベッジハンマーの手先としてライガーゼロに牙を剥く形となる。最後は戦闘中に乱入してきたエナジーライガーのエネルギー砲でレオブレイズを取り込んだままマトリクスドラゴンは破壊された。この戦闘では、バスターイーグルを強制的に捕獲・ユニゾンさせたバスターフューラーもエナジーライガーによって破壊されている。
ちなみにその後のマットは新たに専用のゾイドに搭乗する事はなく、ダンと共にチームのサポートに回っている。
『ZOIDS惑星Zi』では
主人公クーゴ(地球人)の駆るケーニッヒウルフに次ぐ相棒となった。こちらでは上記とは異なり、マトリクスドラゴンにユニゾンして主人公達とともに戦う。 ブロックスゾイドだが、ケーニッヒウルフやライガーゼロイクスですら全く歯が立たなかったキメラブロックスを難なく倒す強力な機体である。