この記事は劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』のネタバレを含みます。
概要
CV:宝亀克寿
2018年12月公開予定の劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』に登場するパラガス。
原作者・鳥山明が本作のために設定やストーリーを再構築し、デザインなどもを含め一新させた新たなパラガスの姿。
同じく鳥山明の手によって、一新された息子・ブロリーと共に登場する。
『超』は、(一部例外はあるものの)原作漫画の続きとして描かれているため、アニメオリジナル作品『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(以下「旧作」と呼ぶ)のパラガスとの繋がりはない。ブロリーを連れているという点は同じだが、設定や年齢、デザインは大きく異なる。
人物
旧作では中年男性風の容姿だったが、本作では白髪の老人姿で登場する。
かつてベジータの父・ベジータ王に息子であるブロリーが惑星ベジータから追放されており、以降ブロリーを最強の戦士に育て上げ王族に復讐する機会を狙っている。
経緯は不明だが、本作の彼は力の大会後に建て直されたフリーザ軍に所属している。
旧作同様ブロリーの力をコントロールし、上司であるフリーザもその力に目を付けている。
一方でブロリーとは親子の固い絆で結ばれているとされているが…?
旧作の舞台はセル編と同時期のパラレル設定であったが、本作はその7年後の魔人ブウ編から約5、6年経っているため、話としてはつながりはないものの、旧作から約12、13歳老けた容姿となる。年齢に関しては、漫画版『超』によると80歳からサイヤ人は老けるとされ、その設定から80歳以上だと推測される。
ちなみに息子のブロリーに悟空と同じ日に生まれたという設定が残っていた場合は、ブロリーの年齢は42、43歳ぐらいとなり、そこから逆算するとブロリーはパラガスが40歳ぐらいの頃、生まれた息子となる。
容姿
失明した左目とその上下についた古傷は相変わらず。髪型はもみあげがなくなり、白髪となった。
口髭も白くなり、また顎鬚も伸び、髪と繋がるまで長くなっている。
褐色だった旧作と比べると、肌の色は少し薄くなっている。
目つきが悪く、目の周りには黒い縁取りが入っている。
上には白と薄緑の戦闘ジャケットを着用し、腹部や背中のデザインは従来のものと少し異なる。
その下には紫色のインナーを着用している。
下はピンクのロングスカートの様なものを履き、その下から尻尾を覗かせている。
腕には白のグローブと、白と黄緑のブーツを履いている。
旧作で身につけていたブロリーの制御装置とセットになっていた腕輪は、本作では身につけていないが、その代わりに腰には少し変わったデザインのベルトを着けており、このベルトには何か重大な秘密が隠されているという。そのベルトにはベルトバッグが付いており、その中には謎のスイッチが入っているが…?
回想シーンでは、若い頃の彼が登場。
旧作でも回想シーンで若い頃の姿は出てきているが、本作の容姿はどちらかというとは旧作本編に出てきたものに近い。左目を失明していないのは共通しているが、旧作では髭は生えていなかったのが、今作では既に蓄えている。
衣装はナッパが着ている戦闘服と似たカラーリングのものを着用し、肩には旧作を彷彿とさせる白いマントを身に着けている。
余談
旧作でパラガスの声優を務めた家弓家正は2014年に死去した為、声優は宝亀克寿に代わっている。宝亀克寿は以前より『ドラゴンボールヒーローズ』シリーズでパラガスの声を演じていたが、ゲームからアニメと声が引き継がれるのはシリーズでは稀な例である。