セル編
せるへん
「人造人間・セル編」の後半のストーリー。
そもそも作者・鳥山明はフリーザの次の敵として人造人間19号と人造人間20号(ドクター・ゲロ)を出す予定だったらしいが、担当編集者から「デブとジジイが敵では面白くない」と言われ、ゲロの作った秘蔵っ子として美形である人造人間17号・18号を描いてみた所「子供相手に本気になるのもどうかと思う」とされ、仕方がないからセルを大ボスとして出すことになったらしい。
もっとも、そのセルですらも一筋縄ではいかず、当初は変身の予定は無かったが、第1形態は「気味が悪い」、第2形態も「格好悪い」と編集部の納得が得られず、完全体に変身させることになったのだという。編集部側は「敵を醜悪にしない」という注文を出したそう(敵が醜悪だと最終的に悟空たちが勝ってしまうと読者に予想されてしまうため)。
この物語で悟空の息子・孫悟飯は急成長を遂げ、悟空は二度目の死を迎えることとなる。
【『ドラゴンボール改』セル編オープニング】
人造人間たちが専横を続ける中、未来から現代に向けてもう一つのタイムマシンが現れた。タイムマシンの中から現れたのは、Z戦士やフリーザの細胞を取り込んだ最強の人造人間・セル。セルは人造人間17号・18号を吸収すれば完全態になれると悟り、過去に飛んで人造人間を喰らいに来たのだ。
これを察知した地球の神はピッコロと合体し、人造人間たちをひとまず迎え撃つも、そこに人々を喰らい続けパワーアップしたセルが襲来。セルは17号を呑みこむと第二形態へと変貌を遂げ、更に凶暴化。しかし、天津飯の協力もあって、16号は18号を連れ避難することに成功する。
一方、精神と時の部屋から出たトランクスとベジータはセルを邀撃に向かい、超サイヤ人を越えた(自称)超ベジータはセルを圧倒する。しかしこれでは戦いが面白くないと悟ったベジータはセルに18号を吸収するように言い放ち、セルは完全態になってしまう。
最強のパワーと何物にもとらわれないスピードを身に着けたセルは瞬く間にベジータとトランクスを倒し、世界滅亡をタテに最悪の処刑ショー『セルゲーム』の開催を宣告する…。
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