概要
西暦20XX年、世界中の海から魚がいなくなってしまい、クジラだけが海を独占するようになった世界を舞台に、水産省が密かに計画していた、宇宙に作られた生簀『宇宙イケス』の試験運用を始めることになった。そこで養殖した魚を捕るための人材である『宇宙漁師』を育てる、と言った内容のソーシャルゲーム。
フォワードワークスというIT会社によって2017年9月28日から配信されている。
コミック電撃大王(KADOKAWA)にて2017年11月号からコミカライズが掲載されている。また、電撃ゲーム文庫(こちらもKADOKAWA)から小説版も刊行されている。
テレビアニメ化もされている。詳細は後述。
登場キャラクター
空町春
CV:高橋花林
東京・向島から宇宙漁師になるために尾道にやって来たのはよかったが・・・・・・。
人の話を最後まで聞かずに早とちりしてはさっさと行動し、結果ひどい目に遭ってへこむ、のだが、3時間もすればコロッと忘れてしまう。そんなんで宇宙漁師になれるのか!?
河童にたとえられるくらい、泳ぎが得意。
村上波乃
CV:立花理香
(自称)村上水軍の末裔。そのせいかタカビー。プライドの高さは石鎚山をもしのぐ。
祖父は網元だったそうな。
薪真紀子
CV:米野真織
宇宙漁師候補生の中では最年長。
人と距離を置くタイプであるにもかかわらず、父親が水産省の職員で、宇宙漁業を推進する立場の人間であるせいか、まとめ役を任されている。
熊本県出身だそうだが、実は中の人も熊本県生まれ。
美剣真
CV:神坂みお
京都の有名な刀鍛冶の娘。その父親に侮辱された悔しさから宇宙漁師の道に足を踏み入れた。
いい意味でクールな人間。
櫻舞湖
CV:すずきももこ
秋田県から「南国」・尾道に来た。
秋田訛りが抜けきれず、オドオドしていることが多い。
ルビー安曇
CV:井上ほの花
アメリカ人。
日本製(宇宙漁業向け)生簀をガメるために派遣された産業スパイ。
テレビアニメ
2018年秋アニメという格好で、TOKYOMX、サンテレビ、AT-X、JCOMおよびBSフジ、ついでに赤坂のお友達約1局にて放送。
アニメーション制作はトムス・エンタテインメント。
なお、第1話では原作者である広井王子によるオーディオコメンタリーが副音声で放送されたが、こちらに関してはAT-XとJCOMでは放送されない。
さらにその第1話、TOKYOMXではアンコール放送が行われた。AT-Xじゃないんですから、と突っ込みたくなるが、実は第1話本放送時に緊急地震速報が入っており、そのフォローとしてやらかしたとも言える。