概要
テレビ放送は主音声(メイン)の他に副音声(サブ)と言う物がある。金曜ロードショーに代表される吹き替えの切り替え等がメインの使用用途だった。
また、金曜ロードショーで放映されるアニメ映画(おもにジブリ作品)では場面紹介や解説を有名声優が副音声で行い、それを楽しみにしている人も少なからず存在している。
テレビドラマでも、楽屋オチや裏トーク等を流すケースも存在している。
テレビアニメでは海外アニメで音声を英語と日本語に切りかえるという用途しかないようにも思えるが、過去にはドテラマンで運用された事例も存在する。
(副音声を聞く事が出来る連動玩具もあった。当時、副音声対応テレビが高価だったという事情もある)
2012年12月6日、BS-TBSで25:00から放送された「ひだまりスケッチ×ハニカム」10話、「武装神姫」10話では両番組に出演した阿澄佳奈さんと水橋かおりさんのオーディオコメンタリーが副音声で放映されている。
2016年度作品では学園ハンサムやドリフターズ、クレーンゲールで副音声が活用されている。ただし、これはテレビ限定でありネット配信では主音声のみと言うケースが多い。
それ以降も主演キャストによるオーディオコメンタリーのような形式で副音声を使用した音声多重放送が展開されることも多い。
派生
転じて、メイン画像のように『建前』や『○○とは言っていない』系の文脈における本音・真実を隠喩するテレパシーや行間を指すこともある。
「副音声を拾う」(=その言葉や情報の実態を推理する)といった使い方をする。
例:あらあら、本当に来てくれたの?(副音声=……ッチ! お世辞だったのに真に受けるなよ)
関連タグ
潔癖男子!青山くん:本来の主音声と副音声が逆転した再放送があった。その放送では声優陣のオーディオコメンタリーが主音声だった。普通逆でしょう?