CV:吉村那奈美
人物
10話登場の新幹線超進化研究所山形支部(分室)に見出だされ所属する運転士。2008年12月20日生まれ射手座のAB型。身長135cm、体重31kg。得意科目は図画工作。ハヤトよりも10cm小柄でレイが現れるまでは運転士の中で最年少(小学4年生)だった。高祖父の代より現代に脈々と生き続ける忍の末裔。実家の表向きは近代化に合わせて探偵業を営み、幼い頃より祖父と山奥の一軒家で暮らしていたが、師匠でもある祖父も忍の修行(八門結界と呼称する術)で籠っているらしく、現在は一人暮らし…と思われていたが、29話では元くノ一である母チアキも健在(その魅力的な外見からか予告登場時から一部で対魔忍呼ばわりされている)、45話の回想で父と祖父も登場する。あらゆるスキルを習得すべく料理(雉1羽を捌く)も得意である。好きなものは山菜おこわと清流の川魚。一応は一口チョコなど現代的な甘い物も好むが、35話での東西運転士同士での手巻き寿司パーティで出された関西圏の甘い醤油には慣れておらず少々驚いている。
修行中の身の上であるが、シンカリオン・シムの全国導入版を遊び高得点を叩き出した事で一転、シンカリオンE3つばさの運転士となり、「真の忍者は忍ぶもの、人前には絶対に出ない」として忍の役割と運転を兼ね、人知れず里や山を守っていた。ライフラインが整っていない場所でどうやって駆けつけるかは解らなかったが、携帯電話は所持しており、アズサが運転士用に制作したLINE系アプリでのやり取りは顔文字も使用する(例:| 壁 |д・)チラ)。山育ちの為に日本海にすら来た事も無く、熱海へ海水浴へ研究所の面々と赴いた時でも『デカい水溜まり』感覚で驚いていた。万年『着たきりスズメ』状態だが、パーカーや水着は持っている(月刊アニメディアでも白学ラン姿や浴衣、アニメージュではハロウィンコスプレとして天使、本編では河童を披露)。勉学に至っては無数の草鞋を履く如く運転士や修行をしており遅延してても終わらせる努力は怠っていない。それでも恋愛事や業界用語には疎い。
OP1カットのみ(1話ではEDで。先走り過ぎて以降はランダムに切り替わり)登場しただけでシンカリオン運転士達との出会いや接点も不明であったが、気配を悟られずアキタの背後へ回れ、口数は少ないものの山形弁を多用。内面も表に出さないが自分の役割は常に理解しており、的確な状況判断と戦術眼に優れている。ハヤトとの直接の出会いは、プログレスクリーナー戦で攻略法が見付かり一人戦う事から誰にも悟らせずフィールド内に現れE3で助力、初の合同演習では忍の本質を伝授した。
出水の采配でE6だけではワイルドボアとの単独戦闘は不利と予測し、山形分室へ連絡。危機に陥った時に登場するデビューを飾る。プライドが高いアキタとはツラヌキ同様反りが合わないと思われていたが、隣県同士だった事や、山の精霊信仰等で意気投合し、再戦では気配を悟らせず鋼線による罠を仕掛けて仕留める阿吽の呼吸と云える方法で完勝した。この挿話からピクシブでは以降ツーショットの画が急激に伸びている。
公開資料では頭髪が前髪パッつんのショートヘアーに加え、母親譲りの菫色メッシュウイッグ的なテカりを有し、服装がバトルスーツ姿だけの為に、男の子(男の娘)よりか、女の子(ボクっ娘)よりか判別しづらい状態であり、「『性別:シノブ』でいいじゃないか?」との声も上がっていた。
アニメ各誌で少年と言明されたことで一応決着はついたものの、ピクシブの一部絵師達は性別不詳や実は女性説をなおも主張していたりする。初期設定では容姿も含めてお笑い担当であったが、紆余曲折を経て現在のシリアス設定に落ち着いたこともあって、性別の設定変更を望む声も根強かったが、29話で男物の水着姿を見せたが為に絶望的である(28話の次回予告と29話本編シーンではパーカーの有無と背景のモブや建物に差異がある)。
また、OPに出た際は一切情報が無かった為、髪色が同じ紫である速杉ハルカではないか?と予想された時期もあった。
レギュラー陣と同じE系シンカリオンに乗っている為か、東日本司令室外の運転手の中では最も出番が多く、アキタとハヤトの誕生日や、運動会、博物館見学にも参加している(事前の説明や経緯無しに、ハヤト達と合流していることがよくある)。
名字の元ネタは、山形県を代表する山・月山。ただし読みは「がっさん」である。