六花ママ
りっかまま
アニメ『SSSS.GRIDMAN』の登場人物。
概要
CV.新谷真弓
テレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』の登場人物。本名、夫の詳細は不明。年齢はボイスドラマ8.8回によると40代。
宝多六花の母親で、リサイクルショップ「絢 JUNK SHOP」を営んでおり、この店に置いてあったパソコン「ジャンク」が響裕太たちとグリッドマンを引き合わせた。
六花とは親子ながらタメ口を使い合う仲の良さで、六花の「セレブっぽい生活をしている」という噂は母の趣味によるものが大きい。六花はそれらを愚痴りつつもそう邪険にはしておらず、チーズフォンデュが好物になるなど影響を受けている。
性格は明るく溌剌としており、ノリが軽くフレンドリー。
ボイスドラマ2.2回で裕太たちを夕食に誘ったり、その申し出を受け入れたサムライ・キャリバーを初対面ながら「キャリちゃん」と呼んで本人を戸惑わせるなどしていた(3話の新世紀中学生初集合時には驚いていたものの、翌4話では普通に応対している)。普段から店に入り浸っている新世紀中学生を度々心配する様子を見せ、見ず知らずのアンチに対して食事を御馳走するなど六花同様お人好しな一面もある。ボイスドラマ2.2回でグリッドマンの声を聴いた時は「めっちゃかっこいい声」と評した。
かなり面倒見もよく、良くも悪くも「関西圏にいそうなノリの良いおばちゃん」を地で行く部分がある。
ボイスドラマ4.4回ではそんな彼女の信念もいくつか明かされている。
余談
- 瞳の色は黄色。本作キャラクターの瞳は基本的に味方=青、敵=赤と推測されている(グリッドマン同盟ではないがなみことはっすも青色)が、彼女はグリッドマン及びある人物と同じ色になっている。
- グリッドマン同盟と新世紀中学生に一番近い一般人であるためか、記憶改変がどこまで適用されているのか若干曖昧。少なくとも怪獣や実体化したグリッドマンたちの記憶は通常通り改変されている様子だが、改変前のやり取りで生まれた「キャリちゃん」というキャリバーへの呼び方はその後も引き続き使用している(期間は空いているので、仮に記憶改変の影響で覚えていなかったとしても、その間にまた同じやり取りをしていた可能性もあるが)。
- ファンの間ではモデルはトランスフォーマーのG1メガトロン、若しくはその元になったミクロチェンジガンロボと推測されている(ちなみに、G1メガトロンとガンロボの当時の玩具も瞳の色が黄色である)。
- 彼女の耳飾りは同じTRIGGER作品の宇宙パトロールルル子で新谷氏が演じたミドリ・セイブザワールドの第三の目に酷似しており、所謂中の人ネタと考えられる。同様に、ボイスドラマ第9.9回のタイトル(六花ママのセリフでもある)「反省します反省しました」がミドリ・セイブザワールドのセリフであることも中の人ネタである。
- 彼女が営む「絢」ではジャンクのような電子機器から電化製品、照明器具、家具、衣類など様々な商品を扱っている。店の奥にはカウンター式の喫茶コーナーがありお茶や軽食が楽しめるようになっているが、新世紀中学生が入り浸っている以外の来客はごく少ない。
- 店の屋号(特撮版は「彩」で読みは同じ「あや」)やジャンクが置いてあること、浪人中の兄がいるなどの情報から、特撮版「電光超人グリッドマン」に登場した馬場一平の妹・カナではないかとの考察も存在する。
- 6話の「海苔煎餅」や、ボイスドラマ8.8回の「きなこ豆乳」などのセリフはアドリブである。前者は、アフレコ後にわざわざ絵を新規で描き足された。
- なお特撮版「電光超人グリッドマン」において、浪人生の兄がいて、アノシラスやジャンクと縁があり、アシストウェポン達から最も信頼され、外部からコンピューターワールドにアクセスし、そしてグリッドマンを応援していた人物は――……。