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山姥切長義(刀剣乱舞)の編集履歴

2019-01-05 19:03:04 バージョン

山姥切長義(刀剣乱舞)

やまんばぎりちょうぎ

ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士。

刀については、山姥切長義を参照。


山姥切国広との関係からかねてより想像されることも多く、実装以前に投稿された作品には「オリ刀剣」「未実装刀剣男士」ネタもある。検索の際はそのあたりの混同にも注意。


プロフィール

山姥切長義
刀帳158番
種類打刀
刀派なし
刀工備前長船長義
身長不明
一人称
高梨謙吾

概要

「謎の人物」時代

来たか……。いい覚悟だ


【謎の人物】

本丸に現れた謎の人物

彼よりもたらされたのは、放棄された世界・歴史改変された聚楽第の調査。

それは、時の政府からの特命だった。

公式ツイートの紹介文より引用


初出は2018年9月13日。当初は、極める前の山姥切国広のように白い表地に青い裏地のフード付きマントを頭から目深に被り、目元を黒いマスク(一見影のようにも見えるが、目の部分が開いていることと拡大すると額に肌色が見えるためマスクと思われる)で隠しているため、どのような容姿をしているかも不明だった。


因みに、最初に発表された際は、

・本科山姥切長義実装説

山姥切国広オルタ

・謎の人物X感を出すためにマント着てる説

・運営が新キャラ発表方法をシルエットから謎マントにシフトしてきた説

極めた山姥切国広の布が付喪神化した説

・そもそも刀剣じゃない説

などがファンの間で話題になった。


「監査官」時代

2018年10月31日~11月21日開催されたイベント『特命調査聚楽第』でついに登場。本来は7月下旬~8月上旬辺りの開催が予告されていたが、開発の都合上延期されてやっと開催となった。

本丸に訪れて時の政府からの通達を行う。時の政府は戦いが長期化している理由を審神者に求め、放棄された世界である歴史改変された聚楽第への経路を一時的に開いて実力を示す機会とした。

謎の人物とは時の政府から遣わされた『監査官』であることが判明し、聚楽第では彼が審神者の部隊に同行して評定する。

高圧的な態度をして途中撤退時には采配を叱責することもあるが、その厳しさには審神者たちへの期待が込められている様子もある。1週目で敵の多いマスで反復横跳びして300体撃破してから「優」を獲得する審神者が多いため見逃しがちだが、撃破数を上げて周回していくとだんだん認めて褒めてくれる経過が味わえる。

山姥切国広と何やら因縁があるようで、その視線の意味とは……?


そして、敵300体撃破および聚楽第本丸最終ボスを撃破して、監査官から評定「優」を獲得すると…………



仲間加入

ちょぎちょぎ

「俺こそが長義が打った本歌、山姥切。

聚楽第での作戦において、この本丸の実力が高く評価された結果こうして配属されたわけだが、……さて」


作戦から帰還すると本丸画面に「政府から特命調査 聚楽第の調査報酬が贈られました」というメッセージが表示され、顕現の演出が入って刀剣男士・山姥切長義として正体と容姿を現して仲間となる。

これまでの追加実装刀剣男士のように事前にキャラクター紹介はされず、イベントお知らせ画像では「(監査官の立ち絵に被せるように)優獲得で…」とお察しくださいといった匂わせ方で、半ば伏せられていたサプライズの確定報酬。

イベント開始から10日経過した11月9日、公式ツイッターから改めて刀剣男士としてのキャラクター紹介がされた。


当初から山姥切国広のキャラ設定文や台詞にて「霊剣『山姥切』」として言及されていた刀剣であるが、キャラクターとして言及していると見るかは意見が別れていた。

実装を期待していた者にとっては、太鼓鐘貞宗(1年6ヶ月)・大包平(1年12ヶ月)・千子村正(2年)を超えて、3年10ヶ月待たされた刀剣男士となる。


二振り目以降は聚楽第本丸の最終ボスで稀にドロップとなり、入手台詞も異なる。

入手台詞が2種類あるのは太鼓鐘貞宗に続き二振り目。


聚楽第イベントの形式は山姥切長義を一振り入手するなら、これまでのイベントと比べて圧倒的に楽である。課金にしても4800円の七賽子10セット+報酬と無料配布の賽子くらいで数時間で入手可能であり、無課金でも1週間程度あれば充分に可能なのでご安心ください。

しかし、乱舞レベル上げのために複数振り入手しようと欲を出したら泥沼に陥る。

1周回あたりの最短ルートが七福賽3つと抜け道の鍵で課金額480円×3+600円=2040円となり、ドロップは完全に運。ドロップ率はそれなりに悪くないようだが、周回数で殴るには財力が要るので複数振り所持の難易度は高い。しかもレア2なので乱舞レベル上げの必要数も多い。

にも拘らず、乱舞レベル5(必要数22振り)を達成した猛者も複数存在し、申告によるとかかった課金額は「給料三ヶ月ぶん」を皮切りに「51万円」や「70万円」なども出現し、とうらぶキャラには珍しく重課金ソシャゲみたいな領域の札束が飛び交っていた。とんだ魔性の男である。


再会を匂わせる言葉の直後に仲間加入して評定が終了することに加えて、彼を入手できずにイベント終了するとこんのすけから「歴史改変された聚楽第への経路の封鎖を確認しました。現在かの地への進入は不可能です。監査官は既に政府へと帰還されたとのことです。…彼はいったい何者だったのでしょう?」と言われるため、監査官と聚楽第報酬の山姥切長義は同一人物だと推察される。

どうやらこんのすけは監査官の正体を知らないらしい。いつもボスから刀剣男士の気配を察知しているこんのすけが監査官が何者かわからないというのは意味深。

また、審神者が顕現したであろうドロップの入手台詞からすると、聚楽第報酬以外には監査官の記憶はない可能性もある。


公式Twitterの紹介

備前長船長義作の打刀。長義は長船派の主流とは別系統の刀工となる。

写しであると言われている山姥切国広と共に伯仲の出来。美しいが高慢。

より正確に言えば自分に自信があり、他に臆する事がない。

公式ツイートより引用


容姿

山姥切長義初描き長義くん

銀髪蒼眼の美青年。その関係性から山姥切国広と対になるデザインが多くある。

備前長船の刀工・長義に打たれた刀と明言あるが、長義は長船派の中では色々とイレギュラーな存在であることに基づいてか、ゲーム内では刀派なし表記となっている。詳しくは後述。

刀派こそないが長船派に共通する衣装の特徴と一致しており、かつ独自の要素も入っている。

肩に巻いたストールは白い表地に青い裏地と四隅に装飾が施されており、監査官のときに着ていたフード付きマントとは丈や形が異なっている。

長船に共通する暗色のスリーピーススーツを着ており、他と違って胸元は青いクロスタイ。


内番衣装は黒地に金が差し色された長船共通デザインのジャージだが、フード付きで肩のエンブレムは無い(角度で見えない可能性もある)アレンジがされている。インナーは青いVネック。


山姥切国広がわざわざみすぼらしい恰好をしているのと比較すると、山姥切長義は洗練された恰好をしている。


キャラの紋は、山姥切伝説と後北条氏の三つ鱗紋を意匠した山を、長尾氏の九曜巴紋を意匠した9つの三つ巴紋がとりまいているものとなっている。


キャラクター像

一人称は「俺」。審神者の呼び方は現状では不明。

監査官のときの態度とは打って変わり、本丸の実力を高く評価したことで仲間になってからは審神者には柔らかい態度で接し、「~かな」といった口調を多く用いる。

気高い自信家であり、「持てる者こそ、与えなくては」という『ノブレス・オブリージュ』の精神の持ち主で、負傷時やつつきすぎの対応からすると審神者には寛容である。高慢だが傲慢ではない人柄。

近侍にしてクリックすると「っふふ、減るものではなし」とに嬉し気に許容し、迷惑がられることが多いつつきすぎでも嫌がらないことから、おさわりOK派の模様。

審神者に構われるのはまんざらでもないようで、審神者が長期間留守にした際には平静を取り繕っているが声に動揺が表れている拗ね方をしている。

就任記念日の台詞では審神者の実力を見極めているようであり、年を経るごとに評価を高めてくれ、3年目ではやっと祝いの言葉を贈り「歴戦の審神者」との賛辞をくれる。


戦場においては死神のように敵に死を与える存在を自認している。好戦的に変わって、「ぶった切る!」「くらって倒れろ!」などの粗野な口調も散見される。

中傷・重傷に追い込まれても「ははっいいぞ……!楽しめそうだ!」と敵を挑発する血の気の多さが見られる。真剣必殺となれば迫真の表情を浮かべる者が多い中では珍しく静まった無表情へと化して、「ここからは本気だ!後悔しろ!」と敵に刃を振るう。

山姥切長義長義くん


監査官の頃の真面目な印象に反して、馬当番・畑当番をさせると難色を示して、最後までちゃんとやったようであるものの終了時の声にはやる気のなさが表れていたり、刀装失敗では最初は普段の態度を取り繕うがだんだん不機嫌になっていき仕舞いには飽きて放り出すなど、子供っぽいところもある。


尾張徳川家の繋がりで顔見知りの南泉一文字と回想が発生。

南泉を「猫殺しくん」と呼んで嫌味でいじってくる性格のため、会いたくなかったと鬱陶しがられる。斬った物の格の差を持ち出したことから「(そういう性格なのは呪いのせいで)猫斬ったオレがこうなったみたいに、化け物斬ったお前は心が化け物になった」と皮肉を返されるが、「語尾が猫になったまま凄んでもかわいいだけ」と流す。皮肉の応酬をする腐れ縁なことが窺える。

この回想から、南泉一文字が山姥切国広と回想があったのは山姥切長義と旧知だからと察せられる。

撸猫(非物理)


自身の写しである山姥切国広とは、通常の姿と極の姿でそれぞれ回想と特殊手合わせが発生。

山姥切国広はオリジナルではないことにコンプレックスを抱いて拗らせているが、山姥切長義は4年近い不在期間から成る状況によって拗らせ、『山姥切』として認識されることを望んでいると思われる。例えるならクローンドッペルゲンガーに居場所を取られていたようなものか。

山姥切国広のことを自分を差し置いて山姥切の名で顔を売っているという嫌味から「偽物くん」呼ばわりするが、でもそれはここには自分が居なかったから仕方ないと断じ、自分が居る以上『山姥切』として認識されるべきは自分だと主張する。なお、山姥切国広の言う「偽物」は「贋作」であると思われ、会話が嚙み合っていないのではないか、との意見もある。

通常の山姥切国広相手には終始優勢で余裕なままだったのに反し、修行で自身の物語を見つめ直し審神者の刀としてアイデンティティを確立した極めた山姥切国広相手では、返された言葉によって自尊心を崩されて苛立ちを示し、一人になった際には激情を露わにする。この際の反応は他には刀剣破壊でしか見せないことから、精神ダメージの深刻さが窺える。

手合わせでも殺伐としたやり取りだが、監査官のときには「実力を示せ」「がっかりさせるな」と発破をかけており、悪感情のみ抱いているわけではないと推察される。キャラ設定文には「共に伯仲の出来」とあることから、刀剣としては認めているのかもしれない。

「伯仲」とは、よく似ていて力などが接近していて優劣がないという意味。語源から兄弟の意味もあり、彼らは兄弟設定ではないがそれほど深い関係性ということが窺える。

実際の話、この二振りはどちらも重要文化財に認定されており、本歌・写しがともに国宝・重要文化財となっている作品は他には皆無。専門家の間では写しは本歌に及ばないとされるのが通例だが、この二振りの場合は双方が高く評価されてきた名刀であることを物語っている。

また、対面だと違う可能性もあるが、刀帳や内番の通りであるなら、山姥切国広から本歌の呼び方は「山姥切」とされる。

手合わせ【刀剣乱舞】金と銀


普段は自信家でスマートな姿勢を取り、一部の相手には皮肉屋で強気だが、回想や刀剣破壊では内心は激情家なことが窺えたり追い詰められて挫折させられる場面がある。そんな性格や背景から庇護欲や嗜虐心をそそられる審神者が続出しており、さらには監査官のときの態度にSを感じた一部の審神者からは、美しくて高慢な監査官からの「失望させてくれる」はご褒美とも言われてるとか…。


一方で、聚楽第イベントにおいて敵に占拠された中心地に自分の銘に関する元主・北条氏政の存在が確認されていても、「これが正史でない以上、当人であるかどうかは瑣末なこと」と言いきり、正史を守ることに関しては揺るがない冷徹さを持ち合わせている。

また、「政府に不満なら反乱してもいいが無事ではすまない」という口ぶりから政府の内情を知っていると思われ、いつからなぜ政府所属となって役職に就いていたのか謎である。審神者への脅しにも見えるこの台詞だが、思うところありげに沈黙を置いてから発したことや、後述の元主のことなどを踏まえると、監査官の仮面に徹する彼が覗かせた個人的な忠告だったのではないかとの見方もある。

絢爛図録からは刀剣男士を生み出せるのは審神者の能力のみと受け取れるため、彼に人型を与えたのは政府なのか別の審神者なのか。さらに、山姥切国広の活躍を知っていた言動のため、政府にいた頃から審神者や山姥切国広の動向を伝聞などで知ってたのか。などなど、多くの謎を抱えている存在。

本イベントで別の世界に介入できることが判明したので、放棄された世界や別の世界線と関わりがあるのかとの憶測もある。


性能

レアリティ2の打刀。打刀では機動が3番目に高く、代わりに統率は宗三左文字陸奥守吉行と並んで下位から2番目。

初期値・最大値ともに合計値が山姥切国広南泉一文字と全く一緒で、このステータス配分はランクアップ前後でも一致している。

山姥切国広と比較した場合、彼より生存が2、機動が1高く、反対に統率が2、偵察が1低くなっている。南泉一文字と比較すると打撃・偵察がそれぞれ1、統率が2高く、反対に機動・衝力がそれぞれ1、必殺が2低くなっている。


モチーフの刀剣について

作者は南北朝時代の備前国長船派の刀工・長義(ながよし/ちょうぎ)。「ながよし」とも読むが、音読みして「ちょうぎ」と通称するのが一般的で、ゲームでも後者となる。

備前長船の中でも長船四天王の一人に数えられ、また正宗の弟子として正宗十哲にも名を連ねている。長船本流とは異なり、自由奔放な作風が特徴で、すさまじい切れ味を示す刀が伝わる。

長義は同時代の長船派の主流である兼光一派(長船派の祖・光忠の嫡流。光忠→長光→景光→兼光の流れ)とは別系統で、備前風に相州風を加えた「相州伝備前」または「相伝備前」と言われる作風を作出して「備前にありながら最も備前離れした刀工」とも言われる。

刀身は南北朝時代の特徴と相伝備前の典型から身幅広く豪快な姿をしており、地刃共に健全で長義の最も優れた作品の一つと言われている。


信州戸隠山中で山姥という化物を退治したことから「山姥切」と呼ばれる。伝説の舞台となった戸隠山の麓の戸隠地区や鬼無里地区には、紅葉伝説と呼ばれる鬼女退治の伝説が伝わっている。

「山姥切」の逸話は本歌と写しどちらにも存在しており、本来はどちらが「山姥切」の呼称の持ち主だったかは諸説が入り乱れて錯綜している。

長義作の刀の中で唯一号に作者名のつかない刀である。

モチーフとなった刀剣の重要文化財としての名称は「刀 銘:本作長義天正十八年庚寅五月三日ニ九州日向住国広銘打/天正十四年七月廿一日小田原参府之時従屋形様被下置也長尾新五郎平朝臣顕長所持」となる。とても長いので「本作長義…(以下58字略)」と省略されることもある。

山姥切国広は「刀 銘:九州日向住国広作号/天正十八年庚寅弐月吉日 平顕長(号 山姥切)」で重文登録されているのに対して、本歌は「山姥切」の号を所持していない。

本歌には長い銘(作者のサイン)は存在するが、号(名前)については記録が失われている。

尾張徳川家の記録上には記述がなく、延宝5年(1677年)に本阿弥家で発行された折紙(日本刀の鑑定の証明書)の留帳(刀剣台帳)は関東大震災で焼失。そのため、所蔵元の徳川美術館では「山姥切」と公の場で呼べるお墨付きがないため前述の名称となっている。


後北条家に伝来し、天正15年(1586年)に足利領主・長尾顕長に下賜された。

銘の内容は、「この長義の打った刀は、天正十四年(1586年)七月廿(二十)一日に長尾顕長が小田原城に参府した際に、北条氏政から本刀を下賜され、四年後の天正十八年(1590年)五月三日に九州日向国の刀工・堀川国広がこの銘を追刻した」というもの。

「本作」とは「この作品は」という意味で、長義が打ったものであるという但し書き。写しに対する本歌という意味ではない。このように所有者やその由来を明らかにするために入れられた銘を切付銘という。

元は太刀か大太刀だったとされるが磨り上げられており、国広に追刻銘だけ依頼したのか、磨り上げも含めた依頼だったのかは不明。作刀から追刻銘されるまでに200年以上開きがあり、目釘孔の数から複数回の磨上が行われている可能性もある。


天正18年(1590年)は豊臣秀吉による小田原征伐が行われた年であり、図録『徳川美術館の名刀』によると、豊臣の軍勢が小田原に押し寄せた5月、北条氏の家来である長尾顕長は敗戦を察して堀川国広に命じて本刀に銘を切らせた。

北条氏が無条件降伏したので予想したような死闘は起きなかったが、氏政はこの戦いで降伏後に切腹、氏直は助命されて高野山に送られて翌年に赦免されるも病死、顕長は所領を召し上げられ浪人となった。


本刀への銘打ちに先立って天正18年(1590年)2月に作刀されたのが、写しである山姥切国広。

美術工芸品や日本刀において写しの元となった基準作品・実物は、和歌の本歌取りに倣って「本歌」と称される。「本科」と書かれることもあり、山姥切国広は修行の手紙で「本科」と書いている。

現代では写しは本歌の姿をなるべく復元模造するのが主流だが、この時代の写しについての意識は異なり、二振りは実はあまり似ていない。峰の形状と樋先の位置関係などは正確だが、反りを含めた全体の姿形と茎の仕立てには差異がある。


延宝9年(1681年)6月、徳川綱誠が購入し、尾張徳川家に伝来。

以後は同家を離れる事なく、現在は尾張徳川家ゆかりの徳川美術館に所蔵されている。


本イベントでは1590年の聚楽第に本来居るはずのない氏政が居たことから、小田原征伐が起きない世界であると推測される。小田原征伐が起こった一因には、天正16年(1588年)に秀吉から氏直・氏政親子に聚楽第行幸の列席を求められたが氏政が拒否したこともあるとされる。

史実も踏まえると、あの世界で監査官としての彼が目前にしていたものは、本人か不明なまま関係深い元主が敵地の中心に存在確認されている事態に加えて、小田原征伐が起きず元主たちが悲惨な死を遂げない・自身に銘が刻まれない・写しも作成されないなどに歴史改変された世界となり、実はとても酷な状況に置かれていた可能性があったということが判明するが、そうだったと仮定すると、正史を守るためなら動じない冷静さに驚かされる。


オリジナルの名前で実装されたことや、物語から生まれた刀剣男士や集合体の刀剣男士もいる世界観なことから、「本作長義(以下58字略)」とは切り離された存在の可能性も一部で囁かれたが、南泉一文字と旧知なことに加えて2018年11月15日発売の「女性セブン43号」のキャラ紹介にて徳川美術館所蔵とⒸ付きで書かれているため、刀剣乱舞世界ではほぼ同一の存在と見られている。

ちなみに、雑誌デビューがまさかの女性週刊誌なうえに表紙風ピンナップで堂々のセンターを飾って話題となった。


余談

2018年9月29日~11月25日、京都国立博物館で刀剣乱舞とコラボ企画された「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」展が開催。キャラクターの元となった刀剣、銘「本作長義…(以下58字略)」も通期出展されていたが、ゲームと違い現物は「山姥切」の号を持っておらず、解説文中にひっそり「写し(号:山姥切)が作成されている」と書かれているのみで、注目度は低かった。

しかし、その開催中の10月31日に刀剣乱舞にて山姥切長義が実装され、さらに11月9日に公式Twitterでキャラクター紹介がされたことで、後期になって注目度が上がった。公式コラボには加わっていないが、ある意味で後から参加する形となった。


関連イラスト

山姥切長義お前に 俺の 何がわかる

山姥切長義長義まとめ


関連タグ

刀剣乱舞 刀剣男士 打刀男士

本科と写し 長船派 小田原組 徳美組

特命調査聚楽第

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