山姥切国広(刀剣乱舞)の頁も参照。
プロフィール
概要
『刀剣乱舞』のキャラクターである山姥切国広が「極」にランクアップした姿。
初期刀組は2018年4月から8月にかけて毎月一振ずつ極が実装されることが発表され、山姥切国広はそのラストとして、2018年8月21日に実装された。
レベル70以降、修行道具一式を消費して96時間の修行を経ることで極の姿になれる。
極の打刀男士の特性として、遠戦の際に両隣のどちらか片方の刀剣男士を「かばう」能力が追加された。かばった際のダメージは軽減される。
修行の手紙
主へ
……強くなりたいと思った。
修行の理由なんてのはそれだけで十分だろう。
誰よりも強くなれば、俺は山姥切の写しとしての評価じゃなく、
俺としての評価で独り立ちできる。
だというのに。
人々が話す内容が、俺の記憶と違うのは、どういうことだ?
主へ
……すまんな。この間は動転して、要領を得ない手紙だった。
正直なところ、俺もまだ混乱しているんだ。
俺は、山姥を斬った伝説を持つ刀、山姥切の写しであって、
山姥を斬ったのは俺じゃないと記憶している。
だが、俺が会った人々は、俺が山姥を斬ったから、
そのもとになった長義の刀が山姥切と呼ばれるようになったという。
これでは、話が全く逆だ。
写しの俺が、本科の存在感を食ってしまったようなものだ。
どう、受け止めていいかわからない。
主へ
前の手紙のあと、長い年月、多くの人々の話を聞いて、わかったことがある。
俺が山姥を斬ったという伝説、本科が山姥を斬ったという伝説、
そのどちらも存在しているんだ。
案外、どちらも山姥を斬ったりなんかしていないのかもな。ははは。
人間の語る伝説というものは、そのくらい曖昧なものだ。
写しがどうの、山姥斬りの伝説がどうので悩んでいたのが、馬鹿馬鹿しくなった。
俺は堀川国広が打った傑作で、今はあんたに見出されてここにいる。
本当に大事なことなんて、それくらいなんだな。
迷いは晴れた。俺は本丸に帰る。
「写しがどうとか、考えるのはもうやめた。俺はあんたの刀だ。それだけで十分だったんだ」
帰還後の変化
まず目を引くのが、頭から被っていた布を脱いだこと。シルエット公開の段階から多くの審神者を震撼させた。代わりに襷掛けにしているベルトと同系色のオレンジの鉢巻を締めるようになり、金髪碧眼も相まって90年代の王道ヒーローを想起する審神者もいるとか。
腰回りには燕尾のような布、具足や大袖などが追加されている。
また極前は服のあちこちが汚れたり破れたりしていたが、極後は一転して綺麗になっている。布の去就に不安を感じる審神者もいたが、内番衣装によって頭から被ってはいないものの布は健在なことが判明した。よかったね。
卑屈で捻くれ気味だった以前からは一転、迷いを振り切って、自信に満ち溢れた堂々とした言動となった。同じ文面の台詞でも極後では声が晴れやかになっている。
審神者に対しては「今はあんたのための刀」「俺は偽物なんかじゃない。あんたのための傑作。そうだろう?」と告げており、その想いは刀剣破壊においても揺るぎない。自身を傑作として輝かせてくれるのは審神者だけだと頼りにしており、大きな信頼を寄せていることがわかる。
予想以上の成長を目にして涙する審神者も少なくないとか。