概要
「ファイナルファンタジー14(旧FF14)」及び
「ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア」の舞台となる土地。
FF11における「ヴァナ・ディール」のような世界全体の名前ではなく、
FF14の「エオルゼア」は、母なる星「ハイデリン」の一部を指す。
(具体的には、世界西部の「アルデナード小大陸」とその周辺の島々)
エオルゼアには、「ウルダハ(UL'DAH)」「グリダニア(GRIDANIA)」「リムサ・ロミンサ(LIMSA LOMINSA)」などの6つの都市国家が存在する。
しかしFF14の物語が始まる少し前、東の大国・ガレマール帝国が侵攻し、6国の一つアラミゴは陥落。さらに西部にあったシャーレアンの植民市も本国に撤退し、本編の時間軸では4つの都市国家が勢力を保っている。
エオルゼアには多種多様な種族が住んでおり、プレイキャラクターとして選べる5つの種族(ヒューラン、ミコッテ、エレゼン、ルガディン、ララフェル)と、蛮神と呼ばれる異形の神を降ろした蛮族と呼ばれる民が存在する。
国家と地方
エオルゼアの気候や自然は多様。ここでは6大都市を中心に紹介する。
ウルダハ
南端のザナラーン地方を領地とする王政(実質は寡頭制)の都市国家。
冶金や織物などの工業や商業が盛ん。一方で都市内の貧富の差も激しい。
ザナラーンは砂漠が多い一方で鉱山に恵まれた土地であり、住民の多くはオアシスに集中。
ベスパーベイなどの海港もある。
グリダニア
東部の黒衣森(ティノルカ)を領土とする国家。
林業や革なめし、農業が盛ん。森の精霊と契約を結び創建されたという伝承がある。
アラミゴ陥落後は、ガレマール領との前線にあたっていた。
黒衣森は多数の水源に恵まれた広大な森林地帯。
リムサ・ロミンサ
西のロータノ海上、バイルブランド島南部のラノシア地方を領土とする国家。
造船や商業が盛んな海上都市で、通称は「リムレーン(都市の守護神である海神)のベール」。
北洋から移住した海賊により建国され、現在でも周辺海域の覇権を握る。
ラノシアは温暖で起伏の多い豊かな土地。南部のモラビーには造船所がある。
イシュガルド
中央部のクルザス地方を領土とする宗教国家。
ドラゴンを退治して建国されたという伝承があり、騎士団が現在でも機能する。
領土のクルザス地方は穏やかな高原だったが、第7霊災の影響で急速に寒冷化。さらにドラゴンの攻撃が追い打ちをかけ、近年まで対ガレマール同盟に参加できない状態だった。
シャーレアン
北洋の島々を領土とし、かつては西端のドラヴァニア地方に植民都市を持っていた都市国家。
学問の都として知られていたが、ガレマール侵攻直後に植民都市を放棄し本国に撤退した。
その後、植民都市跡には新たに自治都市イディルシャイアが築かれている。
アラミゴ
東端部のギラバニア地方を領土としていた国家。
傭兵など強兵の国として知られていたが、本編開始前に隣国のガレマールに侵攻されて滅亡。ウルダハなどに多数の難民が流入した。
領土のギラバニアは山がちの乾燥地帯で、ザナラーンほどのオアシスや資源にも恵まれていない。そのためか隣国のグリダニアとは犬猿の仲であった。
モードゥナ地方
大陸中央部の地方。穏やかな気候と湖水で知られていたが、ガレマール侵攻では激戦地となり、さらに第7霊災の被害もうけた。現在はレヴナンツトールの町を中心に復興が進んでいる。
その他
種族
神
ノフィカ、ハルオーネ、リムレーン、サリャク、ナルザル、ラールガー、メネフィナ、アーゼマ、など12の神々が信仰されている。
蛮神
イフリート(アマルジャ族)、ラムウ(シルフ族)、ガルーダ(イクサル族)、タイタン(コボルト族)、リヴァイアサン(サハギン族)、バハムート、オーディン
※( )内は、その蛮神を崇める種族(蛮族)