概要
よしみ (CV:松田利冴)
いつき (CV:金元寿子)
むつ (CV:芹澤優)
左から、よしみ、いつき、むつ となる。
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する名有りのモブキャラクター達で、浦の星女学院(以下「浦女」)2年A組に通う高海千歌&渡辺曜&桜内梨子のクラスメートであるよしみ、いつき、むつの三人組のこと。
三人の名前の頭文字から取ってこう呼ばれている。
※「よいむトリオ」と呼び方が分かれる事もあるが、キャスト自身はこちらの呼称を使っている。
各名前の由来は4つ、5つ、6つから。その名の通り前作のヒフミトリオの後継者にあたる。
ヒフミトリオとは技術や方向性こそ異なるが彼女たちと志は同じで、浦女のためスクールアイドルのために千歌たちのスクールアイドル「Aqours」を全力で支えている。
よいつむトリオとAqoursメンバー以外となる浦女の他の生徒や先生は、容姿が設定されている程度で声付きの人物もごくわずか。
なので浦女のモブの代表はこのトリオが担っており、全校生徒の意見はほとんどこの3人から発言されている。
人物詳細
千歌からは3人まとめて「むっちゃん達」と呼ばれる傾向にあり、むつが中心で動くシーンも多い事から、むつからの逆順で紹介する。
むつ
あだ名は「むっちゃん」。千歌に真っ先に声を掛ける事が多いため千歌から名前を呼ばれやすい。
明るめの茶髪で、デコ出しと白いカチューシャが特徴。目は青色。
Aqoursファーストライブの手伝いを頼まれた時から漢気がある。
スクフェスのカードではクール属性。
いつき
ジト目は性格には全く反映されておらず笑顔が可愛い。
Aqoursファーストライブの手伝いをすぐに「いいよ」と返答したのは彼女。
教室の席は、窓際の前から4席目。
スクフェスのカードではピュア属性。
よしみ
右の髪をくくった茶髪の短サイドテール。目は青紫色。
家はみかん山を所有している。
教室の席は、窓際の前から3席目。
スクフェスのカードではスマイル属性。
アニメ各話の活躍
千歌や曜の友達。1期3話時点で既に、千歌からAqoursや学校に関する頼まれ事をされると3人とも二つ返事で協力するほどには仲がいい間柄。
1期1話
1話終盤桜内梨子の転校シーンの、最初に先生が紹介し始めた時に、画面左端に映った後姿が初登場。
楽曲『決めたよHand in Hand』にはイントロの2年A組モブ生徒22人による演出にちょびっと出演。(いつきは教室縦断シーンの最初に映る廊下側奥の席、よしみはいつきの3席前。むつは不明)
1期2話
2話の体育の時間、千歌が梨子にスクールアイドルのオリジナル曲制作(と加入)を依頼しようとしておいかけっこしているのを渡辺曜との4人で眺めているシーンのジャージ姿が初のまともな描写となる。初セリフは、むつの「なに、あれ……」(こけた千歌を見ながら。)
梨子の加入が決定したように見せかけて作曲で手伝うだけと告げるシーンでは、梨子にあしらわれた千歌がこけかけて、立っていたむつの腰にずっと抱き着いている。
1期3話
3話ではヒフミ同様に千歌から頼まれ、浦女体育館でのファーストライブのビラ配りと音響を手伝い。『ダイスキだったらダイジョウブ!』のステージをサポートした。
本番は、よしみは体育館の放送室、むつは左スポットライト、いつきは左スポットライト担当。
だが雷雨で突然の停電によるライブ中止から千歌達を救ったのは彼女達ではなく意外な人物だった。
1期6話
そこからは2年A組教室以外ばかりが映り、モブ生徒も少なかった為しばらく出番はなかった。
6話の海開き前のイベントも3人で活動。Aqoursのスカイランタン作りを2年生や1年生数人を連れて手伝いに行き、『夢で夜空を照らしたい』本番時はむつがビデオカメラを構えている。
1期7話
7話で東京のイベント会場へ向かう千歌達と沼津駅前で待ち合わせ。3人組が「むっちゃん」と呼びかけられ始めたのはここから。私服も初登場。クラス皆からの差し入れのっぽパンを提供して応援している。
1期8話
8話のイベントでライブこそ無事に成功させたものの「0票、最下位」という惨敗を喫しバツの悪い表情をして東京から帰ってきた千歌達を、そうとは知らされずにクラスの十人程度と出迎え。本当の事を伝えられない千歌の前で3人ともこのままラブライブ!優勝かと盛り上がるが、黒澤ルビィの号泣で静まり返る。
1期10話
Aqoursが手伝ってる海の家に、千歌から連絡を受け2人のクラスメートと一緒に客として来た。
1期13話
10話以降は夏休みで、1期はこのまま目立った活躍が無いまま出番を終えるかと思われたが、
最終回で図書室の本を返しに夏休み登校。千歌達が夏休みの間も毎日ずっと練習していたことを知り、その姿に輝きを感じる。
その夕方にプールでくつろいでいる千歌達の前に現れ、自分達がスクールアイドルに興味を持った事、学校を救うために一緒にスクールアイドルになれたりするのかなという気持ち、統廃合の噂を最初は受け入れていた生徒の多くが学校存続の為に何かしたいと思っていること、を伝えた上で自分達も一緒にラブライブ!の東海地区予選のステージに立ちたいと伝え、レギュレーションを思い出した梨子以外のメンバーのモチベーションをアップさせた。
予選当日、Aqoursの応援用の待ち合わせに全校生徒を引き連れ、全員を味方に付けたうえでその音頭を取った事でAqoursを驚かせる。だが直後に梨子から事前登録したメンバー以外はステージに立てないことを打ち明けられると一瞬落ち込んだ表情を見せたが、すぐに切り替えて”宇宙一の応援をするから、宇宙一の歌を聴かせてね!“、“浦女魂見せてあげるよ!“というエールを送り、千歌達のモチベーションをさらにアップさせた。
『MIRAI TICKET>MIRAI_TICKET』のステージを観客席からこの目で見たむつは強く感銘を受け、千歌の歌声に導かれるようにステージの近くへと走り出し、他の生徒もAqoursの親兄弟や地元ファンもその後に続いた。(前半部でレギュレーションの話をした直後だったので、この描写の視聴者の評価は厳しいが…。)
ファーストライブの音響ビラ配りで貢献した以外ではエール中心で特に大きな成果は上げていない。
しかし13話以降は千歌達および学校存続のため裏方として積極的に動き回るようになり、浦女生徒74人全員の意志を統一させるのにも成功済。
今後ヒフミのような大成果を上げる事が出来るか見ものである。
2期
第2期でも活躍したのは3話、7話、11話の3回と少なかったが、いずれも千歌達に大きな影響を与える活躍をしている。
3話では、学校説明会のライブとラブライブ予備予選を二手に分かれてこなさなければいけなくなった千歌達の為に説明会のビラ配り、予備予選会場から戻ってくる千歌達の臨時の足(農業用トロッコ)の用意、説明会ライブ用の衣装の準備、シャボン玉演出と説明会ライブ全般をサポートした。
7話終盤では、必死の努力も虚しく統廃合を阻止できず、傷心のままラブライブ本大会出場辞退を決意しかけていた千歌達の前に全校生徒を引き連れて現れ、校庭から屋上の千歌達に「ラブライブで優勝してほしい!!千歌達の為じゃない、私達の為に。学校の為に!」、「浦の星女学院、スクールアイドル、Aqours!その名前を、ラブライブの歴史に、あの舞台に、永遠に残してほしい!」等の熱いメッセージを送り、心が折れかけていたAqoursメンバー全員を立ち直らせ、中でも最も絶望していた千歌はぶっちぎりでの優勝を宣言するまでに回復した。この時の彼女達の行動が無ければ、Aqoursメンバーは本気で解散を議論しそうな雰囲気だった事から、彼女達がAqoursそのものを救ったと言っても過言ではない。
11話では全校生徒と共に考えた閉校祭の要望書を小原鞠莉に提出し、その理由を聞いて感激した鞠莉から額に承認スタンプを押されていた。
そして閉校祭当日は、おそらく彼女達だけで作成したと思われる、”浦女ありがとう“のメッセージ付きバルーンアーチを空に飛ばし、大盛況だった閉校祭に花を添えた。
更に、鞠莉が締め括りの挨拶中に学校を守れなかった自責の念に押しつぶされそうになった時、むつが手拍子をしながらアクアコールを始め、千歌達以外の全校生徒、地域住民、教師も次々とアクアコールをして、立ち直った鞠莉の呼びかけでその場にいた全員で勇気はどこに?君の胸に!を合唱し、閉校祭を綺麗に締め括るきっかけを作った。
このように、第1期最終回以降の彼女達は、前作のヒフミトリオに匹敵する最高のサポート要員として輝いていた。
他メディア
アニメ以外のメディアに登場する事はとても少なく、居ても簡単なモブ程度。
漫画に1コマほど誰か描かれていたりする。
スクフェスには、サポートカードのSRで実装。
ヒフミトリオと異なり、ストーリーでの出番はまだない。
余談
ライブイベント『SAINT SNOW PRESENTS LOVELIVE!SUNSHIN!! HAKODATE UNIT CARNIVAL』では埼玉・大宮ソニックシティのLV会場でこの三人のキャストが登場するというサプライズが行われた。浦女ジャージ姿である。