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ミグの編集履歴2019/02/09 19:22:30 版
編集内容:**『MiG-35 ファルクラムF』(説明映像)** [youtube:ovAnVd5i16w]

ロシアの航空機設計企業である「公共株式会社ロシア航空機製作会社MiG」のこと。

ソ連時代の1939年、アルチョム・イヴァノヴィチ・ミコヤン(Артём Иванович Микоян)とミハイル・ヨシフォヴィチ・グレヴィチ(Михаил Иосифович Гуревич)によって第155設計局(ОКБ-155)がモスクワで開局された。2人の姓からミコヤン・イ・グレヴィチ(Микоян и Гуревич)※設計局と呼ばれ、開発した製品には接頭辞MiG(МиГ)が冠せられた。

その後、「А・И・ミコヤンとМ・И・グレヴィチ記念設計局」、ロシア連邦時代に入り「公開株式会社ロシア航空機製作会社MiG」を経て2014年より現在の名称となっている。

※「イ(и)」はロシア語でandの意

アルチョム・イヴァノヴィチ・ミコヤンの兄、アナスタス・イヴァノヴィチ・ミコヤン(1895年11月25日~1978年10月21日)はソ連の最高会議幹部会議長も務めた政界の実力者で、MiGがスターリンフルシチョフ時代を経て生き延びることができたのは、彼の力も大きい。

朝鮮戦争で登場した後退翼のジェット戦闘機MiG-15はミグの名を世界に知らしめ、小型軽量の機体に大出力エンジンを搭載するコンセプトはその後の製品にも受け継がれた。

また、大型化・複雑化して高額になっていったその後のアメリカ製戦闘機とは対照的に、安価で、未熟な整備技術でも運用でき、また優れた格闘性能を持っていた。その為発展途上国でもセールスは好調で、特にMiG-21は10,000機以上が生産されるヒット作となった。

冷戦期は同じく軍用機を製造していたスホーイと共にソ連戦闘機の代名詞であったが、(日本ではいわゆる「ベレンコ中尉亡命事件」で一般に知られるようになった)ソ連崩壊後のロシア連邦は財政難もあって量より質を取る方針に転換し、MiG-29よりも高価だが高性能のSu-27スホーイ製)がロシアの主力戦闘機の座を勝ち取った。また輸出でもスホーイに後れを取ることが多くなった。

2017年6月20日、ロシアの各航空機メーカーを傘下に有する国策企業「ユナイテッドエアクラフトコーポレーション(UAC)」のユーリ・スリウザー社長は、「ミグ」と「スホーイ」をUACの下で2019年内に合併・統合することを発表。

主な製品

MiG-3MiG-8MiG-9 ファーゴ
MiG-3MiG-3bysameMiG8MiG8byマッキ(松田未来)ブービー争い?ブービー争い?by酔いどれオヤジ@ROM専
MiG-15 ファゴットMiG-17 フレスコMiG-19 ファーマー
MiG-17MiG-17byあ~るMiG-19PMMiG-19PMbyあ~る
Ye-2 フェイスプレイトMiG-21 フィッシュベットYe-8
初音電撃作戦#1454初音電撃作戦#1454byRxJxMiG-21PFM フィッシュベッド 【戦闘機ワンドロ 47】MiG-21PFM フィッシュベッド 【戦闘機ワンドロ 47】byZephyr戦闘機メイキング戦闘機メイキングbyKCME
MiG-23 フロッガーMiG-25 フォックスバットMiG-27 フロッガー
チラシノウラ65チラシノウラ65by八重ナギ\ 男は黙ってターボジェット! /\ 男は黙ってターボジェット! /by砂草くるくMiG-27戦闘爆撃機MiG-27戦闘爆撃機by雨天
MiG-29 フルクラム/ファルクラムMiG-31 フォックスハウンドMiG-35 ファルクラムF
ЛасточкаЛасточкаbySachsenbergMiG-31 フォックスハウンド 【戦闘機ワンドロ 46】MiG-31 フォックスハウンド 【戦闘機ワンドロ 46】byZephyrMiG-29OVT 【戦闘機ワンドロ 16】MiG-29OVT 【戦闘機ワンドロ 16】byZephyr
1.44 フラットパックMiG-28架空機MiG-31 ファイヤーフォックス(架空機)
MiG-1,44MiG-1,44byKCMEMiG-28 【戦闘機ワンドロ 97】MiG-28 【戦闘機ワンドロ 97】byZephyrブラウザにあらずブラウザにあらずby酔いどれオヤジ@ROM専
  映画「トップガン」出演映画「ファイアーフォックス」出演

上記の様に冷戦期の創作物では敵役として同社製の戦闘機が架空も含めてよく登場する。

またプラモデル化されている機体も多い。

関連動画

『MiG-35 ファルクラムF』(紹介映像)

『MiG-35 ファルクラムF』(説明映像)

全長:17.37m

全幅(翼幅):11.40m

全高:4.73m

最大離陸重量:29700kg

最大速度:2400km/h

重量(空虚重量):13380kg

航続距離:2000km(単座)、3000km(複座)

主エンジン(合計2基):クリーモフ RD-33MK(出力9000kgf)×2基を搭載。2021年以降からは量産・改良型のクリーモフ RD-33MKM(出力9500kgf)×2基に換装予定

第4.5世代ジェット戦闘機『MiG-35 ファルクラムF』1機の価格は10億ルーブル(1500万USドル)で『FGA-29アクティブ・フェーズドアレイ・レーダー(AESA)』および『OLS-35M赤外線捜索追尾システム(IRST)』搭載(『ELT/568(V)2電子妨害装置(ECM)』を搭載、空中給油用プローブも備えている)。「第5世代ジェット戦闘機であるF-35と戦えば、F-35単機に対しMiG-35が3機で立ち向かえば何とか勝つことができる」との事。ミグ設計局公式サイト『MiG-35/MiG-35D』(外部リンク)

関連タグ

戦闘機 レシプロ戦闘機 ジェット戦闘機

ポリカルポフ設計局 - 独立前のミコヤンが属していた設計局

初音ミグ - 初音ミクとの非公式コラボ

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